金融法務事情

2016年5月号 (2042号)

金融法務事情

目次

■論説
信用保証契約の付随義務として金融機関が実施すべき反社調査
――東京高判平28.4.14を契機とした実務対応――
弁護士 荒井隆男
■判決特報
● 信用保証協会保証付融資において、主債務者が反社会的勢力であるか否かについて金融機関が貸付実行に先立ち行った調査は、当時一般的に行われている調査方法等にかんがみ相当とされた事例
(東京高判平28.4.14)
■関西金融法務懇談会報告
倒産実務における自動車の(第三者)所有権留保に係る問題点の整理と今後の課題についての一考察
大阪地方裁判所 坂本隆一
■時論
「パナマ文書」と企業危機管理
弁護士 尾崎恒康
■金融法務最前線
公正証書遺言の無効事例と金融実務への影響
弁護士 谷健太郎
■法制審ニュース
相続法改正の最新動向
第11回 民法(相続関係)部会、第11回会議を開催
■連載
ここも知りたい! マイナンバーQ&A 第7回
弁護士 高松志直
ロクミン通信〜倒産手続Q&A〜
第9回 Q20. そもそも、破産債権の調査・確定の流れはどのようになっているのでしょうか ほか
大阪地方裁判所倒産実務研究会
ここがポイント 倒産・再生手続における金融機関の対応
第28回 信用金庫の会員が倒産した場合における貸付金と出資金との相殺の可否
弁護士 町田紳一郎
信託コトハジメ
第17回 信託の変更・併合・分割
三菱UFJ信託銀行・弁護士 鈴木健之
■法務余(夜)話
大規模自然災害と被災者の債務整理
■営業店コーナー
■金融判例に学ぶ 営業店OJT〈融資業務編〉
競売の配当金が供託された場合の被担保債権への弁済充当の時期
弁護士 園浦 卓
■実務相談室
開始時現存額主義
三井住友信託銀行・弁護士 森田豪丈
■実務にとどく 相続の基礎と実践
〈第21回〉限定承認・相続放棄、相続人不存在
弁護士 笹川豪介
■判決速報
● 預金者を自称する者に対して預金の払戻しがされ、その後、当該払戻金が真実の預金債権者の口座に振替入金された場合において、当初の払戻しが弁済として有効であり、預金債権に関する遺留分権利者との関係で、金融機関が過誤払いを防止すべき注意義務を負っていたとはいえないとされた事例
(東京高判平27.12.17 原審=東京地判平27.8.7)
● 遺言能力が否定された遺言の作成に関与した信託銀行の過失の有無(消極)
(東京高判平25.9.25 原審=横浜地判平25.2.22)
● 自動車の売買代金の立替払いをしたクレジット会社が販売会社に留保されていた自動車の所有権の移転を受けた後、所有者としての登録を受けないまま購入者から支払停止の通知を受けたため、上記自動車を引き揚げて債務の弁済に充てた行為について、その後に購入者に係る破産手続の開始と同時に選任された破産管財人による否認権の行使が認められた事例
(神戸地判平27.8.18)

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