金融法務事情

2023年12月25日号(2224号)

金融法務事情

CONTENTS

論 説

 顧客本位の業務運営を確保するための金融商品取引法等改正
 ―最善利益義務の法定化・情報提供の実質化の意義と実務への影響―
 弁護士 澤井俊之/大多和 樹

座談会

 誌上鼎談
 提言「早期開示命令制度」

 慶應義塾大学 三木浩一
弁護士 出井直樹〔司会〕/日下部真治

担当者解説

 令和4年度の大阪地方裁判所第1民事部における民事保全事件の概況等
 大阪地方裁判所 三宅知三郎

風をよむ

 手続法の落とし穴―一般債権者の保護―
 立教大学 藤澤治奈

リーディング金融法務

 スタートアップのコンプライアンス
 弁護士 菊妻左知夫

連 載

 論点解説 金融商品取引法における業規制
 〈第29回〉誠実公正義務(下)
 弁護士 大越有人/岩井宏樹
 信託実務の現代的ケーススタディ
 〈第2回〉有価証券の虚偽記載に対する訴訟提起についての一考察
 三菱UFJ信託銀行・弁護士 髙木翔太

ゴールデン・ドロップ

 カーボンクレジットの私法上の位置付けを明確化せよ!

判決速報

  • 1  賃貸住宅に係る賃料債務等の保証委託および連帯保証に関する契約書中の、賃料等の不払があるときに連帯保証人が無催告にて賃貸借契約を解除することができる旨を定める条項の消費者契約法10条に規定する消費者契約の条項該当性
    2  賃貸住宅に係る賃料債務等の保証委託および連帯保証に関する契約書中の、賃料等の不払等の事情が存するときに連帯保証人が賃貸住宅の明渡しがあったものとみなすことができる旨を定める条項の消費者契約法10条に規定する消費者契約の条項該当性
    (最一小判令4.12.12)

金融法務事情の価格改定について

2022年4月のお申込み(または4月号の購読起算月)から年間購読料を26,400円(税込)に改定させていただきました。

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