ESG金融実践のためのSDGs入門講座(3カ月コース)

*2カ月コースはこちらから

ESG金融実践のためのSDGs入門講座(3カ月コース)
期間 3ヶ月
テキスト 2冊
添削 3回
受講料 通常添削(税込み) 15,400円
修了資格 3単位[添削回数1回を1単位(100点満点で60点以上)とする]

受講対象者

「SDGs」と「ESG」の知識を深めたい金融機関職員の方

特色

「SDGs」と「ESG」の本質を理解し、新しい事業戦略につなげる!

  1. なぜ「SDGs」が必要なのか?
     SDGsは、2015年に国連で採択された持続可能な開発目標のことで、国際社会が2030年までに取り組むべき普遍的な目標です。SDGs達成のための実行手段がESGであり、金融機関には、SDGs達成に直接つながる資金の流れを生み出すことが求められています。SDGsを自らの事業や日々の業務に組み込むとともに、取引先企業におけるSDGsの取組支援に結び付けていくことは、もはや喫緊の課題なのです。
  2. 「ESG金融」とは?
     ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字をとったものです。企業の長期的な成長のためには、この3つの要素が必要不可欠であるという考え方が、世界的に広まっています。非財務情報を含め、企業のさまざまな実態を与信判断や債権管理などに活用することが求められる金融機関にとって、ESGは必須の概念です。金融機関には、真のリレーションシップ・バンキングを追求していくESG金融が求められています。
  3. 事業性評価の次のステップとしての「ESG」
     企業の実態を多面的に把握し、それを取引先企業の支援につなげるESGの取組みは、事業性評価とも深くつながっています。これまで事業性評価を行ってきた金融機関が、次のステップへ向かうための有力な切り口が、まさにESGなのです。金融機関が持続可能な開発を支援することは、自らの持続可能なビジネスモデルを確立していくことに直結する取組みとなることでしょう。
筆 者(所属は執筆当時)

日下 智晴(金融庁)/田辺 敬章(環境省)/河口真理子(株式会社大和総研)/水口  剛(高崎経済大学)/関  正雄(損害保険ジャパン日本興亜株式会社)/竹ケ原啓介(株式会社日本政策投資銀行)/金井  司(三井住友トラスト・ホールディングス株式会社)/松原  稔(株式会社りそな銀行)/藤井 智朗(ニッセイアセットマネジメント株式会社)/新美雄太郎(株式会社野村総合研究所)

監 修

NPO法人 日本サステナブル投資フォーラム(JSIF)

ご案内

FP継続学習ポイント(継続教育単位)認定講座

※一般社団法人 金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能士センター正会員およびFP継続学習システムTM正会員継続学習ポイント取得対象講座(6ポイント)

分冊構成と主要内容

第1分冊 SDGsとESG金融の基礎知識
序 章 金融機関の事業性評価とSDGs、ESG
第1章 改めて考える金融の役割
そもそも金融とは何か/日本人と投資アレルギー 
第2章 ESG投資とは何か
ESG投資発展の経緯と現状/なぜESG投資をすべきなのか/ESG投資の方法/非財務情報開示の動向/主要なESG課題 
第3章 SDGsと企業・金融
SDGsとは何か/SDGsを企業戦略に統合する

第2分冊 SDGs・ESGをどう事業に組み込むか
第1章 SDGs、ESGと金融業務
「SDGs」「ESG」は、金融機関の融資業務とどう関わっているのか/今、求められるポジティブ・インパクト
第2章 事例から学ぶ ESG地域金融のインパクト
環境省「事例から学ぶESG地域金融のあり方」の背景、目的および構成/ESG地域金融先行事例に見るインパクト

巻末付録 ケースで考えるESG

※内容・項目等につきましては、 部分的に変更になる場合があります。
※価格は消費税率10%で表示しています。

対応検定試験

◆本講座と連携する検定試験(CBT方式)
サステナビリティ検定 SDGs・ESGベーシック

種目 試験日 試験時間 受験手数料
(税込)

サステナビリティ検定 
SDGs・ESGベーシック

通年実施 60分 4,400円