週刊 金融財政事情

2019年12月2日号(3334号)

週刊 金融財政事情

 

 

  特 集
金融サブスクリプション
     の可能性

 

目次

特集

金融サブスクリプション
の可能性

金融機関でも始まる新たなビジネスモデル
編集部
サブスクモデルによるアカウントフィー導入には意義
専修大学 准教授 谷守 正行 
サブスクリプションの広まりと金融実務への影響
野村総合研究所 金融コンサルティング部
中島 芳徳/板垣 陽介

論考・解説

国内基準の自己資本比率に「有価証券評価損」算入を再開せよ
和キャピタル 専務 伊藤 彰一
 
デジタル先進地域「北欧諸国」から得られた日本への教訓

フューチャー 取締役 山岡 浩巳
 
わが国のダークプールを巡る課題と改善策
森合同法律事務所 弁護士 森 順子
 
「個人の意思の尊重」こそ個人情報保護の重要な論点
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業
パートナー弁護士 落合 孝文
 

時論

「ワンチーム」の精神を
日本損害保険協会 会長 金杉 恭三
 

新聞の盲点

地銀で広がる自社不動産の有効活用、仲介解禁はなお壁高し

NewsSquare

三菱UFJ銀が地域金融機関との外為受託取引の見直しに着手
北國銀が勘定系システムをクラウド化、2021年をメドに移管
スルガ銀がシェアハウスオーナー向け債権を事実上放棄の方向
主要生保19年9月期決算、円高・低金利により7社で減益
農水省がA-FIVEの前倒し解散も含めて検討

トレンド

〈債券市場〉
政治的な霧は晴れず、来年の米長期金利は1.8%程度で推移
バンクオブアメリカ・メリルリンチ 大﨑 秀一
 
〈米国経済〉
減税の景気刺激効果が縮小、FRBの次の一手は利下げか
三井住友銀行 森谷 亨
 
〈ズームアップ経済統計〉
就職氷河期を経験した団塊ジュニア世代の消費
日本総合研究所 下田 裕介
 

連載

金融と経済と人間と(173)
第一生命経済研究所 顧問  大森 泰人
 
新連載 資金繰り予想を活用した企業支援(1)
竹橋経営コンサルティング 代表 古尾谷 未央
 
ひまわり
〈東京証券取引所〉投資家の裾野を広げる「タイムマシーン」
支店長室のウラオモテ
提携から始まる地銀再編
私の支店経営
野村証券 新潟支店長 木村 真教
 
隣の金融機関
沖縄銀行
トリグラフ・リサーチ 代表 大久保 清和
 
古典に読み解くマネジメント術(7)
グッドガバナンス研究所 代表 島 太伯 
一人一冊
『世界の覇権が一気に変わる サイバー完全兵器』
デービッド・サンガー 著/高取芳彦 訳/朝日新聞出版
〈評者〉経営共創基盤 取締役 塩野 誠
 

書架

『巨大銀行のカルテ』

豆電球

揺らぎ始めた基軸通貨

次回号(12月9日号)のお知らせ

特集

見直し必至の住宅ローン戦略
マイナス金利や過当競争を背景に、住宅ローン金利が史上空前の低水準となっている。変動型では年0.4%台での攻防を繰り広げ、30年超の固定金利でも1%を下回ることがめずらしくない。収益性がかつてなく厳しい局面を迎えるなか、金利水準を適正プライシングに転換できるのか。

 

限界を迎えた金利競争が待ち受ける次のステージ
編集部
史上空前の低金利水準は適正プライシングに転換する好機
三菱UFJリサーチ&コンサルティング 杉山 敏啓
超低金利を背景に増加基調をたどる住宅市場
住宅金融支援機構 横谷 好

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