期間 | 3ヶ月 |
テキスト | 2冊(毎月15日配本) |
添削 | 3回 |
受講料 | 通常添削(税込み) 15,400円 |
修了資格 | 3単位[添削回数1回を1単位(100点満点で60点以上)とする] |
営業店における業務に従事するすべての方、役員ならびに内部監査業務に携わる方
不祥事件・不正の根絶に向け、内部管理態勢の盲点を徹底解析!
●不祥事件の複合的な要因を、「不正を犯す動機」「不正を犯せる機会」「不正行為を正当化する理由づけ」という3つから整理し、「人はなぜ悪いと知りながら不正行為をしてしまうのか」という人的リスク管理における古くて新しい課題への有効な対策を講じるための具体的なヒントを提供します。
●本講座は、不正リスク対策の国際資格CFE(公認不正検査士)を認定する米国のACFE(公認不正検査士協会)のノウハウをもとに、日本におけるACFEのライセンシーとして活動するACFE JAPAN(日本公認不正検査士協会)の銀行研究部会が、日本の金融機関が直面する不祥事件のリスクに焦点を絞って解説します。また、金融商品取引法の内部統制報告制度に関する基準や銀行法施行規則との関連にも触れながら、金融機関経営にとってますます重要となるコンプライアンス態勢の強化に資する講座です。
●第2分冊の巻末には、「営業店のための不祥事件・不正防止チェックリスト」を掲載しています。法令等遵守にかかる内部管理態勢を強化するうえでの参考としてお役立てください。
監修
安冨 潔(慶應義塾大学 名誉教授、弁護士・日本公認不正検査士協会特別顧問、公認不正検査士)
八田進二(青山学院大学名誉教授、公認不正検査士)
執筆
日本公認不正検査士協会(ACFE JAPAN)銀行研究部会
●一般社団法人 金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能士センター正会員およびFP継続学習システムTM正会員継続学習ポイント取得対象講座(6ポイント)
テキスト | 主な項目 |
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1 不祥事件はなぜ起こるのか -不正リスクの理解- |
はじめに 金融機関における不祥事件の現状
不祥事件とは何か 金融機関における不祥事件・不正の発生状況 不祥事件・不正の重大性 不正行為の類型的分析 不正とは何か 不正行為の類型化(ACFEによる「職業上の不正」の分類) 金融機関における典型的な不正行為と関連法規 不祥事件の原因把握のためのフレームワーク 不正リスクに関する調査研究 横領の発生要因(不正のリスク要因) 【巻末付録】営業店の不祥事件・不正に関連する法規 |
2 不正リスクへの対応力を強化する -内部統制の有効性向上- |
内部統制と不正リスクの関連 内部統制とは 不正リスクに着目した内部統制の強化 金融機関における不祥事件・不正対策の要点 5つのステップ(不正リスク管理のPDCA) 不祥事件・不正防止に向けた各部門の役割 おわりに 不祥事件・不正ゼロを目指して |
※2カ月コース、3カ月コースともにテキスト内容は同一です。
※内容・項目等につきましては、部分的に変更になる場合があります。