週刊 金融財政事情

2024年10月1日号(3560号)

週刊 金融財政事情

                                 特集       

            活気づく
          PE市場

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目次

特集

活気づくPE市場

PEの成長が見据える日本の金融市場の新たな景色
編集部
〈インタビュー〉
さらなる成長が期待できる日本のPEマーケット

インテグラル 代表 パートナー 山本 礼二郎
PEの隆盛を背景に拡大するプライベートデットファンド
トパーズ・キャピタル ディレクター 草間 茂樹
本邦最大級のポートフォリオで取り組むPE投資プログラム
ゆうちょ銀行 市場部門 プライベートエクイティ投資部
 貞永 英哉/西澤 整/黒松 幸三

インタビュー

フォルティッシモ
金融デジタルプラットフォームを構築し、地域金融機関と連携

FinBASE 社長 新槇 祐輔

論考・解説

金融・保険業における障害者雇用の現状と求められる環境整備
日本総合研究所 創発戦略センター スペシャリスト 小島 明子
「新しい資本主義」を掲げた岸田政権の経済政策の限界
BNPパリバ証券 経済調査本部長 チーフエコノミスト 河野 龍太郎
バーゼル委が求める健全なサードパーティーリスク管理の重要性
KPMG FAS 萩原 卓見
KPMGコンサルティング 関 憲太/加藤 菜穂子
〈ワンポイント・レク〉
地銀の事業者支援の「現状と課題」をどう見ていますか?

金融庁 監督局 銀行第二課 地域金融企画室 管理官 伊藤 麗花

時論

子ども人口時計からの警告
日本総合研究所 理事長 翁 百合

新聞の盲点

アセットオーナー改革が始動、課題は企業年金の運用高度化

NewsSquare

きらやか銀行の公的資金返済延期が決定、25年3月期にも復配へ
FRBが4年半ぶりに利下げ、「倍速」の0.5%幅で
損保協会が新指針、出向や政策保有株を制限

トレンド

〈為替市場〉
日米金利差が緩やかに縮小し、年末には1ドル=135円へ
野村証券 後藤 祐二朗
〈米国経済〉
FRBの継続的な利下げで米景気はソフトランディングへ
明治安田総合研究所 前田 和孝
〈ズームアップ経済統計〉
企業価値向上のため、特許情報を経営に活用せよ
日本政策投資銀行 藤田 麻衣

連載

金融と経済と人間と(399)
金融・経済・人間研究者 大森 泰人
ストラクチャードファイナンスの法務と実務(3)
長島・大野・常松法律事務所
弁護士 勝山 輝一/河相 早織/水野 陽清
ひまわり
〈埼玉りそな銀行〉大学生と連携し謎解きで地域振興
支店長室のウラオモテ
支店長職の矜持
私の支店経営
肥後銀行 合志支店長 松原 寿幸
隣の金融機関
飯能信用金庫
船井総合研究所 チーフコンサルタント 新谷 正志
古典に読み解くマネジメント術Ⅵ(65)
自己本位への立脚
グッドガバナンス研究所 代表 島 太伯
一人一冊
『国際紛争 理論と歴史〔原書第10版〕』
ジョセフ・S・ナイ・ジュニア他 著/田中明彦他 訳/有斐閣
〈評者〉作家 板谷 敏彦

豆電球

取引法に切り込むべき損保問題

次回号(10月8日号)のお知らせ

特集

実現なるか!? 社債市場の活性化
日本では、社債市場の活性化に向けてさまざまな取り組みが行われてきたが、必ずしも効果を発揮してこなかった。こうしたなか、日本証券業協会は7月に取りまとめた報告書で、社債への適切なコベナンツ(財務制限条項)の付与等の在り方に関する提言を盛り込んだ。個人投資家の投資意欲向上やSDGs債の成長などを追い風に、今度こそ社債市場を活性化できるのか。
〈インタビュー〉
事業リターンの獲得に向けた社債の有効活用

ソフトバンクグループ CFO 後藤 芳光
古くて新しい課題である「社債市場の活性化」への処方箋
大和総研 大橋 俊安
社債市場で存在感増す「SDGs債」の動向と課題
野村資本市場研究所 富永 健司
多様な企業の社債発行を促すコベナンツ付与の在り方
日本証券業協会 西村 淑子/柴田 裕作/矢口 翔

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