週刊 金融財政事情

2025年7月29日号(3598号)

週刊 金融財政事情

                                                特 集  

               これからの
               信金・信組の姿

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目次

特集

これからの
信金・信組の姿

〈インタビュー〉
協同組織金融が再び真価を発揮する時代が到来

玉島信用金庫 理事長 宅和 博彦
信金は地域銀行にない強みを生かし、地域活性化で存在感を示せ
信金中央金庫 地域・中小企業研究所 大野 英明
ガバナンスが脆弱な地域信組や信金に求められる制度上の打開策
東洋大学 経営学部 教授 宮村 健一郎
信金・信組の事業者支援最前線
編集部

論考・解説

「地銀再編時代」のPMIを成功に導く組織・人材戦略の立て方
KPMG FAS ディレクター 三沢 直之
地銀再編のカタリストとして期待されるアクティビスト活動
一橋大学大学院 経営管理研究科 客員教授 藤田 勉
地域経済の発展に資する中小企業の「DX宣言」支援の意義
第四北越銀行 事業開発企画部 副部長 内堀 隆夫/主任調査役 佐藤 祐介
サインポスト 執行役員 田中 一穂

時論

「挑戦と改革」~多様なニーズに応える~
日本年金機構 理事長 大竹 和彦

新聞の盲点

日生出向者の情報漏洩を契機に銀行に迫る保険人材の「内製化」

NewsSquare

プライム企業のサステナ開示、義務化スケジュールを再検討
豊和銀行が公的資金70億円を前倒し返済、残額90億円に
参院選で自公が過半数割れ、物価高対策で強まる財政拡張圧力
みずほFGとソフトバンクがAI領域で戦略的包括提携

トレンド

〈債券市場〉
「日本売り」は一巡、国内債券はフラット化トレードへ
野村証券 松沢 中
〈新興国経済〉
トランプ関税に揺れるASEAN、地域協定の活用が今後のカギ
ニッセイ基礎研究所 斉藤 誠
〈ズームアップ経済統計〉
今後本格化する公算が大きいトランプ関税の影響
ニッセイ基礎研究所 斎藤 太郎

連載

金融と経済と人間と(437)
金融・経済・人間研究者 大森 泰人
ファミリーガバナンスが変える同族企業の未来(4)
みずほ信託銀行 信託プロダクツ営業部 次長 竹内 浩哉
ひまわり
〈北陸銀行〉北陸3行が連携して訪日観光客を誘致
経営視点で取り組む金融機関のカスハラ対応(2)
Office TSY 社長 佐伯 崇司/エンライト 代表 林 朋子
私の支店経営
きらやか銀行 鶴岡中央支店長 黒澤 淳一
隣の金融機関
山梨中央銀行
日本格付研究所 審議役 炭谷 健志
古典に読み解くマネジメント術Ⅵ(75)
リーダーの器の比較(下)
グッドガバナンス研究所 代表 島 太伯
一人一冊
『ロマネスク美術革命』
金沢百枝 著/新潮社
〈評者〉実践コーポレートガバナンス研究会 創立理事 門多 丈

豆電球

キャリア官僚の多様性

次回号(8月5日号)のお知らせ

特集

商工中金民営化と政策金融の今後
今年6月に改正商工中金法が施行され、民営化という一つの節目を迎えた商工組合中央金庫。「中小企業のための金融機関」としての役割を持続的に果たす上で、地域金融機関との連携がこれまで以上に重要となり、今後は信頼獲得がいっそう問われてくる。他方、商工中金と共に政府保有株式の売却方針が決まった日本政策投資銀行の民営化への道筋はいまだ見えない。残された政策金融の民営化を巡る今後の論点も整理する。
〈インタビュー〉
中小企業専門の金融機関として産業構造改革を促す

商工組合中央金庫 関根 正裕
「民営化3.0」に向けた地域金融機関との連携の現在地
神戸大学経済経営研究所 家森 信善
政策金融改革の残された課題と民営化に関する論点
東京大学 岩本 康志

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