金融法務事情

2020年11月10日号(2149号)

金融法務事情

CONTENTS

論 説

 近時の不正出金事案と金融機関の対応
 弁護士・ニューヨーク州弁護士 今野雅司
 オープン・バンキングをめぐる取組みと 今後の課題(下)
   ―オープンAPI、業務範囲、情報利活用を中心に―

 上智大学 森下哲朗
日本総合研究所 翁 百合
明治大学 小早川周司
 新連載 法令執務雑記帳
 〈第1回〉新旧対照表方式⑴
 証券・金融商品あっせん相談センター 高橋康文

ベーシックNAVI

 ●金融判例に学ぶ 営業店OJT〈金融規制編〉
 インサイダー取引規制における業務執行を決定する機関の決定
 弁護士 宮崎太郎
 ● 支店長のための労務管理講座
 〈第85回〉職場における性的少数者対応
 弁護士 安斎業陽

OPINI論

 コロナと経済そして企業価値
 ―これからのスチュワードシップ活動の視点―

 弁護士 今井和男

リーディング金融法務

 預金通帳は過去の遺物?
 ―デジタル化の進展と通帳の存在意義―
 弁護士 島田邦雄

Topics

 金融法学会第37回大会が開催される
 金融法学会事務局

Book Review

 破産をしなくても、保証債務の整理ができる!
 『実践 経営者保証ガイドライン―個人保証の整理』

 (評者)弁護士 中井康之

法制審ニュース

 第3回 民事訴訟法改正の最新動向
 民事訴訟法(IT化関係)部会、第4回会議を開催
 ―民事訴訟法(IT化関係)の調査審議において
 具体的な検討事項に関する第一読会の議論が続く―
 第16回 民法および不動産登記法改正の最新動向
 民法・不動産登記法部会、第19回会議を開催

連 載

 リーガル・チェックの現場から
 〈第9回〉 時的制限と緊急事態(総論1)
 城北信用金庫・弁護士 青木良介
 大垣教授の金融法務パーソンのための英語
  〈第24回・完〉 創造的法務を目指して
 青山学院大学・金融技術研究所 大垣尚司
 判例・実務から考える民事執行
 〈第24回・完〉 民事執行における今後の課題⑵
  ―債権等執行―
 早稲田大学 内田義厚

スピンオフ

 ABLの今後

判決速報

  • 固定資産評価基準により隣接する2筆以上の宅地を一画地として認定して 画地計算法を適用する場合における各筆の宅地の評点数の算出方法
    (最一小判令2.3.19)
  • ソーシャルレンディングの仲介業者による投資の勧誘が不法行為に該当するとされた事例
    (東京地判令2.6.30)

金融法務事情の価格改定について

2022年4月のお申込み(または4月号の購読起算月)から年間購読料を26,400円(税込)に改定させていただきました。

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