金融法務事情

2020年9月10日号(2145号)

金融法務事情

金融判例研究第30号 金融法学会編集

Ⅰ 預金・為替

 概 観
 同志社大学 佐久間毅
 1 浮貸しと銀行の使用者責任
  (福岡高裁平成30年11月29日判決)
 東京大学 中原太郎
 2 普通預金債権が口座名義人に帰属することを否定した事例
    (東京高裁令和元年9月18日判決)
 早稲田大学 白石 大
 3 振り込め詐欺救済法に基づく取引停止措置に係る預金払戻請求において
      金融機関に犯罪利用預金口座等と疑うに足りる相当な理由があることの
      立証を求めた事例
    (東京地裁令和元年12月17日判決)
 三井住友銀行 山名萌木

Ⅱ 貸付・管理・回収

 概 観
 慶應義塾大学 片山直也
 4 債権差押えによる請求債権の消滅時効の中断とその債務者における中断事由 の了知
   (最高裁令和元年9月19日第一小法廷判決)
 近畿大学 下村信江

Ⅲ 担保・保証

 概 観
 東京大学 沖野眞已
 5 信用保証協会が定めた情報公開要綱に基づく情報開示請求が、
      要綱の非開示事由に該当するとして 認められなかった事例

   (千葉地裁平成30年8月17日判決)
 同志社大学 松本哲治

Ⅳ 法的回収(執行・倒産)

 概 観
 弁護士 岡 正晶
 6 被相続人名義の口座に記録されている振替株式等の共同相続人の
      準共有持分に対する差押・譲渡命令の適法性

   (最高裁平成31年1月23日第二小法廷決定)
 北海道大学 山木戸勇一郎
 7 違法な仮差押命令の申立てと債務者の逸失利益との間の相当因果関係の成否
   (最高裁平成31年3月7日第一小法廷判決)
 京都大学 潮見佳男
 8 別個の請負契約の違約金債権(自働債権)と報酬債権(受働債権)との相殺と
      破産法72条2項2号

   (福岡高裁平成30年9月21日判決)
 弁護士 上田 純
 9 破産手続開始後に物上保証人から債権の一部弁済を受けた場合における
      残債権超過部分の劣後的破産債権充当性

   (大阪高裁令和元年8月29日判決)
 北海道大学 藤原正則

Ⅴ 証券・信託・保険

 概 観
 弁護士 井上 聡
 10 金融商品取引法166条1項5号にいう「その者の職務に関し知ったとき」の意義
   (東京地裁令和元年5月30日判決)
 大阪大学 松尾健一
 11 商品先物取引員の従業員の勧誘・受託の違法性と並び役員の
        内部管理体制整備義務違反を認めた事例

   (名古屋高裁令和元年8月22日判決)
 一橋大学 角田美穂子
 12 家族間の信託契約の無効、取消し、解除または終了
   (東京地裁平成30年10月23日判決)
 株式会社Tryfunds 久保淳一

Ⅵ その他

 概 観
 三菱UFJ銀行 中原利明
 13 民法916条の意義(再転相続)
   (最高裁令和元年8月9日第二小法廷判決)
 立命館大学 本山 敦
 14 民法910条に基づき支払われるべき価額の算定の基礎となる遺産の価額
   (最高裁令和元年8月27日第三小法廷判決)
 東北大学 石綿はる美

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