金融法務事情

2020年7月25日号(2142号)

金融法務事情

CONTENTS

論 説

 新型コロナ対応で倒産・再生弁護士に求められること
 弁護士  田川淳一/和田 正/樋口千鶴
島谷知宏/宮原一東/ 南 勇成
小野塚 格/富永浩明/小島伸夫
山宮慎一郎/志甫治宣/大川剛平
 改正外為法上の対内直接投資等審査制度に係る実務上の留意点
   ―政省令・告示の改正を踏まえて―

 弁護士・ニューヨーク州弁護士 尾藤正憲
 金融取引における優越的地位の濫用
   ―顧客本位の業務運営原則を踏まえて―

 明治安田生命保険・弁護士 徳山佳祐

ベーシックNAVI

● アスカとヒカルのやさしい法務教室
 〈第5回〉預金の差押え①
 群馬銀行 飯塚直輝
●金融判例に学ぶ 営業店OJT〈融資業務編〉
 株式譲渡契約におけるいわゆる完全合意条項の効力と意義
 弁護士 入江政幸

OPINI論

 外貨建保険販売資格試験の創設
 生命保険協会 紅松 義

リーディング金融法務

 経営者保証再考
 ―ガイドライン適用開始後の実務の積み上げと事業承継特則の適用―
 北海道銀行 佐々木宏之

金融行政インプレッション

  TBTF問題とTLAC規制の導入
  ―「金融システムの安定に資する総損失吸収力(TLAC)に係る枠組み
    整備の方針について」(平28. 4 .15※平30. 4 .13改訂)―

 弁護士 佐野史明

連 載

 企業不祥事・企業犯罪をめぐる諸問題
 〈第7回〉グローバル・コンプライアンス①
   ―企業を動かすIncentive Structureの構築―
 弁護士 深水大輔

スピンオフ

 テレワークに向けた態勢整備
   ―業務運営の見直しを―

判決速報

  • 遺言執行者による預金の払戻請求が認められた事例
    (東京地判令元.11.15)
  • 1  取締役および監査役が会社の事業を第三者に売却し、その代金を領得したことが当該会社に対する不法行為に該当するとされた事例
    2   上記取締役および監査役の派遣元である会社が上記不法行為につき使用者責任を負うとされた事例
    (東京地判平31. 4 .26)
  • リース会社とユーザーとの間のリース契約について、ユーザーによるリース物件の引渡未了による契約の不成立、サプライヤーの不当な勧誘を理由とする詐欺取消し、錯誤無効、リース料請求の信義則違反の主張がすべて排斥された事例
    (東京地判平31. 4 .11)

金融法務事情の価格改定について

2022年4月のお申込み(または4月号の購読起算月)から年間購読料を26,400円(税込)に改定させていただきました。

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