金融法務事情

2020年4月10日号(2135号)

金融法務事情

CONTENTS

論 説

 データコンプライアンスと金融機関
 弁護士 笹川豪介

担当者解説

 令和元年改正会社法の要点(2)
   ――金融実務に関連する項目を中心に――

 法務省 竹林俊憲/弁護士(元法務省) 邉 英基
弁護士(元法務省) 青野雅朗/弁護士(元法務省) 坂本佳隆
法務省 藺牟田泰隆/法務省 若林功晃

関西金融法務懇談会報告

 被相続人名義の口座に記録された振替社債等の共有持分に対する
 差押命令および譲渡命令の可否(最二小決平31. 1 .23)
 みずほ銀行 日比野俊介
 

みずほ信託プロダクツ法務研究会報告

 事業承継における信託の活用
 弁護士 石綿 学/大石篤史/山川佳子
 

活躍するインハウスローヤー

 より良い「法律と実務の橋渡し役」を目指して
 十六銀行・弁護士 永田明良

OPINI論

 改正債権法の施行にあたって
 弁護士 松尾博憲

リーディング金融法務

 改正民事執行法の金融実務に与える影響
 弁護士 山口 明

Topics

 銀行持株会社社長と子銀行頭取・社長の兼任の当否
 弁護士 冨田雄介/森 駿介
 「金融サービスの利用者の利便の向上及び保護を図るための
   金融商品の販売等に関する法律等の一部を改正する法律案」
   が公表される

弁護士・ニューヨーク州弁護士 今野雅司
 

連 載

 新大阪民事執行研究
 〈第21回〉 大阪地方裁判所(本庁)における令和元年の民事執行事件の概況
 大阪地方裁判所 濵本章子
 
 リーガル・チェックの現場から
 〈第4回〉 掲載をお願いする側、される側(広告1)
 城北信用金庫・弁護士 青木良介
 
 大垣教授の金融法務パーソンのための英語
  〈第18回〉 Legal Writingの教科書から)(3)
 青山学院大学・金融技術研究所 大垣尚司
 
 判例・実務から考える民事執行
 〈第18回〉 預貯金債権等の情報取得手続に関するいくつかの問題
 早稲田大学 内田義厚
 

スピンオフ

 有限責任・無限責任と組合

ベーシックNAVI

● 金融判例に学ぶ 営業店OJT〈その他業務編〉
 契約準備段階の信義則違反による損害賠償
 あおぞら銀行・弁護士 須藤雄宏
● 支店長のための労務管理講座
 〈第79回〉 新型コロナウイルス感染症の流行拡大に伴う従業員の休業
 弁護士 浜本 匠

判決速報

  • 相続の開始後認知によって相続人となった者が遺産の分割を請求しようとする場合において他の共同相続人が既に当該遺産の分割をしていたときの民法910条に基づき支払われるべき価額の算定の基礎となる遺産の価額

(最三小判令元. 8 .27 原審=東京高判平30. 5 .24 第1審=東京地判平29. 9 .28)

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