金融法務事情

2019年12月25日号(2128号)

金融法務事情

CONTENTS

年末恒例企画

 金融法務この1 年
 2019年 法令・金融業務関係等の動き
 全国銀行協会 大野正文
 
 2019年 判例等の動き
 弁護士 濱田広道
 
 【資料】 平成31年・令和元年成立・施行の金融法務関連法律と本誌関連記事

論 説

 IRファイナンスの論点整理
   ――融資スキーム構築上の具体的視点――

 弁護士 大嶋正道/千原真衣子/福田隆行
 
 犯罪収益移転防止法の定める第三者による取引時確認についての考察
 弁護士 高橋良輔/髙木佑衣
 

みずほ信託プロダクツ法務研究会報告

 議決権コントロールのための信託
 弁護士 有吉尚哉
 

法務エッセイON & OFF

 欧州金融ビジネス戦略視察団に参加して
 弁護士 田中貴一
 

OPINI論

 令和元年にも法的整理の件数は減少したのか
   ――少額再生手続の必要性について――

 弁護士 園尾隆司
 

リーディング金融法務

 ガバナンスの構築・運用における監査部門の在り方
 弁護士 仁科秀隆
 

金融行政インプレッション

 FATF審査はマネロン等対策の「一里塚」
 ――「 マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策の現状と課題
  (2019年9 月)」(令元.10.21)――

 弁護士 金澤浩志
 

スピンオフ

 心理的安全性

ベーシックNAVI

■金融判例に学ぶ 営業店OJT〈預金業務編〉
 弁護士会照会に対する報告義務
 三菱UFJ信託銀行 水田直希
 
■実務相談室
 開示請求に対する考え方
 三井住友信託銀行・弁護士 三浦広大
 

判決速報

  • 1 銀行員が預金者の従業員と共謀して当該預金者の預金を無断で引出したことについて当該銀行の使用者責任が認められた事例
    2 銀行員が預金者の従業員と共謀して当該預金者の預金を無断で引き出したことについて当該銀行が負う使用者責任の消滅時効は、当該預金者が当該無断引出しを現実に認識した時から起算されるとした事例

(福岡高判平30.11.29 原審=大分地判平29.12.21)

  • 仮想通貨交換業を営む被告が仮想通貨の流出事故を受けて金銭の払戻しを停止する措置を取ったことが、顧客である原告に対する債務不履行に当たらないとされた事例

(東京地判平31. 2 . 4 )

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