金融法務事情

2019年7月25日号(2118号)

金融法務事情

CONTENTS

座談会

 改正債権法の金融実務への影響
 三井住友銀行 髙梨俊介
三菱UFJ銀行 中村弘明
みずほ銀行 日比野俊介
弁護士 松尾博憲〔司会〕
 

担当者解説

民事執行法等の改正の要点(1)
――金融実務に関連する項目を中心に――

 法務省 内野宗揮/法務省・弁護士 山本 翔
法務省 吉賀朝哉/法務省 松波卓也
 
休眠預金等代替金債権を対象とする債権(仮)差押命令手続に
おいて利用される(仮)差押債権目録のひな型と実務対応

 全国銀行協会 永田和浩
 

論 説

 シンガポールにおけるフィンテックの法と実務
 学習院大学 小出 篤/東北大学 得津 晶
 

法務エッセイON & OFF

 世界の相続・信託専門弁護士大歓迎!
 おもてなし体験記――TIAETL東京大会――

 弁護士・ニューヨーク州弁護士 中田朋子
 

国際知財司法シンポジウム2019のご案内

 

OPINI論

 SDGsを金融機関経営に組み込むために
 損害保険ジャパン日本興亜・明治大学 関 正雄
 

リーディング金融法務

 内部通報制度認証(自己適合宣言登録制度)による信頼性の向上
 弁護士 横瀬大輝
 

Topics

 令和元年版人権教育・啓発白書の概要
 ――金融機関担当者関係部分を中心として――

 法務省 土手敏行
 

金融行政インプレッション

 金融機関の企業文化と金融庁の組織文化
 ――「金融庁の改革について―国民のため、国益のために
          絶えず自己変革できる組織へ―」(平30. 7 . 4 )――

 弁護士 山嵜 亘
 

法制審ニュース

 〈第5回〉 民法および不動産登記法改正の最新動向
   民法・不動産登記法部会、第5回会議を開催

連 載

 銀証連携ビジネスの法律問題
 〈第10回〉 情報通信技術を活用した連携施策
 弁護士 青山正博
 
 判例慢歩――実践的判例研究――
 〈第22回〉 要素の錯誤
 弁護士 門口正人
 

スピンオフ

外国人との共生社会の一考察

ベーシックNAVI

■金融判例に学ぶ 営業店OJT〈融資業務編〉
 権利能力のない社団の代表者個人名義の連帯保証契約とその主体
 弁護士 佐野俊明/松嶋秀真郎
 
■実務相談室
 団体保険の受取人としての重婚的内縁的配偶者
 明治安田生命保険・弁護士 吉田哲郎
 

判決速報

  • 弁護士法23条の2 第2 項に基づく照会に対する報告をする義務があることの確認を求める訴えの適否

(最二小判平30.12.21)

  • 自己破産の申立てをする旨記載した破産受任通知が金融機関に到達した後に振込入金がされたが、当該金融機関が支払停止の事実を知っていたとは認められないとして、預金払戻債権と貸付債権との相殺の効力が承認された事例

(大阪地判平30.11.15)

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