金融法務事情

2017年1月10日号(2057号)

金融法務事情

目次

新春座談会

三者間相殺判決を読み解く
――最二小判平28.7.8 の意義と影響――
弁護士 松尾博憲〔司会〕
弁護士 木村真也
早稲田大学 白石 大
日本大学 杉本純子
三井住友銀行 本多知則
 

担当者解説

非居住者に係る金融口座情報の自動的交換制度(CRS)の開始
―― 新たな国際的情報交換で海外資産の透明性が大きく向上――
国税庁 伴 忠彦
 

新年随想

新年を迎えて
法務省 小川秀樹
 

金融法務最前線

2017年ビジネスローの新展開
――金融関連法を中心に――
東京大学・弁護士 田路至弘
 

新連載

条文から学ぶ 信用金庫法の実務
〈第1回〉会員資格
弁護士 鈴木仁史
 

連 載

地域金融機関のためのプロジェクトファイナンス入門
〈第4回〉融資関連契約(その1 )
弁護士 勝山輝一/松本岳人
 
金融法務と実務をめぐる5つの物語
〈第4回〉銀行からの弁護士費用反訴請求
静岡中央銀行 両部美勝
 

営業店コーナー

金融判例に学ぶ 営業店OJT〈預金業務編〉
弁護士会照会(23条照会)への対応と金融機関の守秘義務
三菱UFJ信託銀行 鈴木健之
 
支店長のための労務管理講座
〈第46回〉企業施設内での組合活動
弁護士 西河真也
 

法務余(夜)話

休眠預金の活用

判決速報

● 再生債務者に対して債務を負担する者が自らと完全親会社を同じくする他の株式会社が有する再生債権を自働債権としてする相殺は、民事再生法92条1 項によりすることができる相殺に該当するか

(最二小判平28.7.8 原審=東京高判平26.1.29 第1審=東京地判平25.5.30)

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