受講対象者
営業店窓口担当者、高齢者取引を行っている職員および管理職の方
特色
認知症のお客さまに対する適切な対応方法、トラブル防止方法を学ぶ
- 認知症患者数は今後急増が予想される!
超高齢化社会を迎えた我が国では、2025年には470万人に急増すると予想されています。今後、認知症のお客さまへの適切な対応は必須となります。
- 認知症のお客さまへの適切な対応は、お客さま本人だけでなく、その家族からの信頼につながる!
認知症のお客さまとのトラブルや苦情は、お客さま本人だけでなくその家族からの信頼も失うことにつながります。本講座では教科書的な説明だけでなく、多くの事例を紹介し、それに対する解説を行うことにより、実務で使える対応方法が身に付きます。
ご案内
FP継続学習ポイント(継続教育単位)認定講座
※一般社団法人 金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能士センター正会員およびFP継続学習システムTM正会員継続学習ポイント取得対象講座(4ポイント)
分冊構成と主要内容
第1分冊 認知症とはどのような症状か
- 第1章:認知症を理解する
認知症のメカニズム/認知症の方の心理的特徴/認知症の方の物の考え方・見え方
- 第2章:金融機関の公的支援窓口との連携
公的支援窓口と専門職/認知症の人を支援する機関/金融機関に求められる役割 他
- 第3章:認知症に対応した財産管理・金融商品
日本の実情にふさわしい新たな継承の仕組み/成年後見/ケーススタディー 他
第2分冊 認知症のお客さまとの対応の実務
- 第1章:親の財産管理と金融リテラシーに関する意識調査
親の財産の把握/親の財産の管理や支援/成年後見制度や家族信託の利用/金融リテラシーとリスク性資産の運用状況 他
- 第2章:金融機関に求められる法律等
金融商品取引法/金融サービス提供法/消費者契約法/振り込め詐欺被害者救済法と効果的な詐欺被害防止策/預金者保護法と盗難通帳等による被害補償制度/全国銀行協会あっせん委員会制度 他
- 第3章:お客さまとの接し方ケーススタディ
来店目的不明で長く居座るケース/何度も電話をかけてくるケース/預金を盗られたと訴えるケース/本人の認知機能が変動するケース 他
※内容・項目等につきましては、部分的に変更になる場合があります。
筆 者
京都府立医科大学大学院医学研究科 教授 成本 迅
京都府立医科大学大学院医学研究科 助教 加藤 佑佳
京都府立医科大学大学院医学研究科 松岡 照之
京都府立医科大学大学院医学研究科 樋山 雅美
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 鈴木 隆雄
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 牧 陽子
株式会社 エクサウィザーズ 尾川 宏豪
株式会社 明治安田総合研究所 力石 啓史
株式会社 明治安田総合研究所 上條 雅弘
両部 美勝
弁護士:笹川 豪介
(順不同)