受講対象者
金融機関で働くすべての方(営業店職員、管理職、本部役職員)
特色
DX、5G、IoT・・・・・「Society5.0」に向けて、サイバーセキュリティ対策まったなし!
- サイバーセキュリティと聞いて、「サイバーセキュリティはシステム・IT部門が取り組む問題じゃないの?」「すでに対策はできているからサイバー攻撃は関係ない」と思っていませんか。
- サイバー攻撃は、気づかないところで始まっています。「攻撃された」と気づいたときには、情報漏えいや金銭被害がすでに起きていたり、サプライチェーンが受けた被害の影響を受けることもあります。事前の対策に加え、攻撃を受けたときの対応も、組織の今後に大きく影響します。
- 本講座は、金融機関で働くすべての方を受講対象としています。営業店・本部で想定される課題をQ&A方式で数多く収録。サイバーセキュリティに精通した強力な執筆陣が、考え方や対応のポイントをやさしく解説します。民間事業者の方にもわかりやすい内容で構成しています。
- IoTやAIなど新たなシステムを導入するときや、サイバーセキュリティ対策に初めて取り組むとき、サイバーセキュリティのいろはを学習したいときにおすすめの講座です。
ご案内
FP継続学習ポイント(継続教育単位)認定講座
※一般社団法人 金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能士センター正会員およびFP継続学習システムTM正会員継続学習ポイント取得対象講座(4ポイント)
分冊構成と主要内容
第1分冊 サイバーセキュリティの概要
- 序 章 サイバーセキュリティの基本的な考え方と態勢整備の留意点について(執筆:金融庁)
- 第1章 サイバーセキュリティの基礎知識
サイバーセキュリティが注目される背景/サイバーセキュリティと情報セキュリティの違い/サイバー攻撃の目的/サイバー攻撃を完全に防ぐことはできるか/ほか
- 第2章 企業におけるサイバーセキュリティの捉え方
【組織管理編】サイバーセキュリティに関するリスク/コンティンジェンシープランとBCPの関係/業務委託先のサイバーセキュリティ対応/ほか
【役職員編】個人が利用するサービスとサイバーセキュリティリスク/サイバーセキュリティに取り組むうえでの情報収集方法/ほか
- 第3章 金融分野とサイバーセキュリティ
金融機関で発生したサイバー攻撃事例/サイバー攻撃により懸念される影響/金融機関の各部門に求められること/ほか
第2分冊 サイバー攻撃への対策と対応
- 第1章 ITとインターネットに関する基礎知識
そもそもITとは/インターネット発展の歴史的背景/ウェブサイトの閲覧とメール配送の仕組み/ほか
- 第2章 ITを利用する際に意識しておきたいセキュリティ
業務でITを利用する際の注意点/公衆無線LANを利用する際の注意点/zipファイル×パスワードの安全性/ほか
- 第3章 実録!サイバー攻撃被害―求められる企業としての責務―
SWIFTシステムを悪用した海外不正送金/外部サービスのIDとパスワードが漏えいし、自機関も被害を受けた事例/委託先が攻撃され、巻き添えとなった事例/窃取された情報を人質にして、金銭を要求された事例 ほか
- 第4章 セキュリティを意識した企業文化の醸成に向けて
内部情報連携はなぜ重要か/対顧客・取引先との情報連携/ほか
- 第5章 いざというときのための備え―インシデント発生時の初動対応の心得―
初動対応の手順/関係部門への報告・通知/不正確な情報の拡散/外部機関と連携する際の注意点/ほか
- 第6章 企業一丸となって立ち向かう、サイバー危機への対応
部門として考えるBCP/危機対応時の意思決定ルート策定/危機管理広報・メディアとの付き合い方/ほか
※内容・項目等につきましては、 部分的に変更になる場合があります。
※価格は消費税率10%で表示しています。