定価:3,080円(税込)
編・著者名:中村 尚介[著]
発行日:2026年06月15日
判型・体裁・ページ数:A5判・並製・220ページ
ISBNコード:978-4-322-14668-4
物価変動リスクのヘッジに有用なデリバティブであるインフレスワップの仕組み、価格評価、リスク測定方法を具体的に解説!
◆物価上昇が懸念されるなか、年金給付、工事請負、大型機械の生産……契約からその履行までの間の物価変動にサプライヤーはどのように対処するか?
◆物価の変動に応じて価値が増減する金融商品や契約のリスクを管理するために、インフレスワップは有用なツールであり、その取引市場は拡大しつつある。
◆インフレ連動債やインフレスワップにおいて所定の物価指数に連動するキャッシュフロー算出の仕組み、プライシングモデル、自己資本規制上の取扱いとリスク計測の考え方を明らかにした、金融・資本市場関係者必携の一冊。
第1章 インフレ連動債とインフレスワップ
第1節 インフレスワップ概観
第2節 インフレ連動国債
第3節 インフレスワップ
第2章 デリバティブプライシングの考え方
第1節 デリバティブ評価方法の基本的な仕組み
第2節 RFRディスカウント
第3節 担保通貨の考慮
第3章 インフレスワップのプライシング
第1節 フォワードリスク中立測度
第2節 インフレ率再考
第3節 インフレスワップの評価
第4章 インフレスワップに関するモデル
第1節 季節調整モデル
第2節 クロスカレンシー・ハル・ホワイト・モデル
第3節 ジャロー・イルディリム(JY)モデル
第4節 ドッジソン・カインス(DK)モデル
第5節 キャップ/フロアーモデル
第5章 インフレスワップに関するリスク計測
第1節 市場リスク
第2節 カウンターパーティリスク
第3節 CVAリスク
〈付録A〉 ショートレートの平均と分散の式の導出
〈付録B〉 JYモデルによるイヤーオンイヤー・インフレ・キャップ/フロアー評価のためのボラティリティの算出
〈付録C〉 DKモデルにおけるインフレ率のショートレートのθ(t)の導出