金融犯罪・マネロン等対策ハンドブック

金融犯罪・マネロン等対策ハンドブック

定価:2,420円(税込)

編・著者名:公益財団法人国際金融情報センター[著]

発行日:2026年06月05日

判型・体裁・ページ数:A5判・並製・176ページ

ISBNコード:978-4-322-14666-0

書籍紹介

実務の要点をコンパクトに解説した入門書

◆JCIFが2024年10月から2025年3月に開催した「マネロン等対策・金融犯罪対策」全10回のセミナー内容をもとに、マネロン・テロ資金供与・拡散金融対策の基本から、金融機関等に求められる実務対応までを体系的に整理。FATF、相互審査、日本の法制度・金融庁ガイドラインなど、押さえるべき全体像をわかりやすく解説。

◆法人口座を含む預貯金口座の不正利用防止、有効性検証、内部監査、疑わしい取引の届出、取引モニタリングなど、現場で直面する重要テーマを幅広く収録。単なる制度説明にとどまらず、金融犯罪の実態、リスクの捉え方、各部門の役割、実務上の着眼点を、初めて担当する職員にも理解しやすい語り口で丁寧に整理。

◆セミナーで実際に寄せられた質問も踏まえ、実務担当者が悩みやすい論点をコラムとして掲載。巻末には犯罪収益移転危険度調査書、疑わしい取引の届出参考事例、金融庁公表資料の概要等を収録。マネロン・金融犯罪対策担当者、コンプライアンス、内部監査、リスク管理、営業現場まで、日々の業務に資する1冊。

主要目次

第1章 マネロン等対策と金融犯罪対策

第1節 マネロン・テロ資金供与・拡散金融対策とは

第2節 FATF(ファトフ)とは

第3節 FATF勧告と相互審査

第4節 FATF第4次対日相互審査結果

第5節 日本のマネロン等対策の法制度等

第2章 法人口座を含む預貯金口座の不正利用等防止策について

第1節 金融犯罪等の状況

第2節 預貯金通帳等の売買

第3節 法人口座の悪用事例

第4節 法人口座を含む預貯金口座の不正利用等防止に向けた対策の一層の強化について

第5節 法人口座およびインターネットバンキングの利用を含む預貯金口座の不正利用等防止に向けた対策の一層の強化について

第3章 マネロン等対策の有効性検証について

第1節 マネロン等対策の有効性検証の重要性

第2節 金融機関等における有効性検証とは

第3節 有効性検証の目的と視点

第4節 想定される実施内容

第5節 金融庁からみた対話の目的と視点、手法

第4章 内部監査機能を活用したマネロン等対策

第1節 FATFの視点(内部管理)

第2節 金融庁の視点

第3節 「三つの防衛線」の概念

第4節 今後の課題と方向性

第5章 疑わしい取引の届出について

第1節 疑わしい取引の届出制度

第2節 疑わしいか否かの判断と運用上のポイント

第3節 疑わしい取引の参考事例

第4節 疑わしい取引の届出手続の流れ

第5節 疑わしい取引の届出に関する工程管理

第6章 取引モニタリングについて

第1節 取引モニタリングとは何か

第2節 取引モニタリング・システムに関する現状の課題

第3節 取引モニタリングの高度化に向けた対応

資料編

1.犯罪収益移転危険度調査書(令和7年11月 概要版)

2.疑わしい取引の届出参考事例

3.法人口座を含む預貯金口座の不正利用等防止に向けた対策の一層の強化について(概要)

4.法人口座及びインターネットバンキングの利用を含む預貯金口座の不正利用等防止に向けた対策の一層の強化について(概要)

5.「マネロン等対策の有効性検証に関する対話のための論点・プラクティスの整理」第1版(概要)

6.マネロン等対策の有効性検証に関する事例集(令和7年3月版)