実務必携 民事訴訟手続のデジタル化

実務必携 民事訴訟手続のデジタル化

定価:2,640円(税込)

編・著者名:平岡 敦・杉村 亜紀子・宮内 宏[著]

発行日:2026年03月31日

判型・体裁・ページ数:A5判・並製・192ページ

ISBNコード:978-4-322-14647-9

書籍紹介

民事訴訟の劇的変化を

サバイブするための一冊

▼2026年5月21日から全面施行される民事訴訟手続のデジタル化について、システム開発を担当する最高裁との議論や弁護士会での研修を主導してきた日弁連民事司法IT化WGの委員らによる、実務面に特化した解説書!

▼訴訟代理人になる弁護士等士業者が押さえるべきポイントを網羅!

・改正後の法とシステムの体系整理

・改正法下の訴訟提起や証拠調べ等のフローを民事裁判書類電子提出システム(mints)の画面に即して解説

・証拠となるデジタルデータの取扱い方法

・デジタル化に対応した事務所づくりの秘訣

主要目次

第1章 民事訴訟手続のデジタル化の概要

1 背景・経緯・目的

2 システムの全容

3つのe/民事訴訟手続のデジタル化を実現するシステム

3 法体系

民事訴訟法/mints規則/令和4年改正民事訴訟規則/令和6年改正民事訴訟規則/識別符号規則/民事訴訟費用等に関する法律/運用ルール

第2章 システム利用の実際

─mintsを利用した事件の開始から終了まで

1 アカウント登録

改正民訴法施行前のアカウント登録/改正民訴法施行後の登録/mintsでのアカウント登録の具体的な方法

2 依頼者からのデータ収集

事実関係の聴取/証拠の収集

3 新規申立て

サインイン/ホーム画面/新規申立ての開始/新規申立てフォーム/添付書類/参考事項/立件/証拠の提出/手数料の支払/送達用の出力書面(副本)の提出/例外ケースへの対応

4 被告としての対応

弁護士アカウントの事件への関連付け/訴訟委任状等のアップロード/訴状の送達/答弁書・証拠・附属書類のアップロード

5 システム送達・送付・直送

裁判所がシステム送達・送付を行う方法/当事者がシステム送達等を受ける方法/直送

6 期  日

Teamsによるウェブ会議等の利用方法/ゲストアカウントを使う方法/URLを利用する方法/会議ID・パスコードを利用する方法/GSS加入後(2026年9月以降)のTeams利用について/期日の種類による差違

7 争点整理におけるmintsの使用

mintsによる準備書面・証拠の提出/準備書面/書証/電磁的証拠/証拠説明書

8 判  決

電子判決書の作成/電子判決書の送達/電子判決書の証明/民事裁判情報活用法

9 上訴・確定・執行・閲覧等

上訴/確定/執行/閲覧・複写

10 その他の民事手続、家事手続のデジタル化

人事訴訟/家事事件手続/破産手続/民事執行事件

第3章 デジタルデータへの対応

1 名義・内容の真正性確保

真正な成立の推定/電子署名とは/電子証明書とその発行機関/電子証明書の検証/電子署名の検証/電子署名の実施方法/押印と電子署名の比較/電子契約システムの利用

2 証拠提出のためのデータ成形

電子署名がある場合/電子署名がない場合/真正な成立が争われた場合の対処/証拠説明書の書き方

3 原本概念の変容

4 デジタルフォレンジック技術

5 文字コード体系

JIS X 0213/当事者による文字の取扱い/裁判所による取扱い

第4章 事務所のインフラ整備

1 求められるインフラ

複合機/パソコン/ネットワーク

2 ソフトウェア

PDF編集/日本語入力

3 セキュリティ

リスクの増大/情報セキュリティ/日本弁護士連合会の情報セキュリティ規程/基本的な取扱方法(キホトリ)/必要な施策

4 リーガルリサーチ

概観/法令/判決/文献/AIの活用

5 事務職員の役割変化

ITリーダとしての役割/リサーチツールやAIの活用

【資料】民事裁判書類電子提出システム利用規約