詳説 戸籍法改正: 氏名の振り仮名の法制化

詳説 戸籍法改正: 氏名の振り仮名の法制化

定価:6,600円(税込)

編・著者名:櫻庭 倫/国分 貴之[著]

発行日:2025年12月03日

判型・体裁・ページ数:A5判・並製・456ページ

ISBNコード:978-4-322-14620-2

書籍紹介

戸籍に氏名の振り仮名が載ります!

立案担当官らによる改正法・関連通達の詳細な解説。

わが国命名文化についての担当官論考を掲載。

全ての市区町村の戸籍係から、命名文化に関心のある方まで、必読の1冊!

●戸籍に記載する氏名の振り仮名の読み方は、氏名として用いられる文字の読み方として一般に認められているものでなければならないとされ、出生届に記載して届け出る氏名の振り仮名が審査の対象となります。

●既に氏名が戸籍に記載されている全国民についても、氏名の振り仮名を追記することを前提に、戸籍に記載する予定の氏名の振り仮名が通知されます。

●令和5年に改正された戸籍法のほか、これに伴い令和7年3月に改正された戸籍法施行規則、関係する通達の趣旨及び内容を分かりやすく解説しています。

●本書を読めば、制度全体や運用のイメージを理解できます。

主要目次

第1章 氏名の振り仮名の法制化に係る戸籍法の改正の解説

1 改正の経緯等

2 改正法の概要

3 法制化の趣旨

4 戸籍の記載事項

5 戸籍の届書等の記載事項

6 氏名の変更に関する事項

7 氏名の振り仮名の変更

8 経過措置

9 家事事件手続法の改正

10 施行期日

11 課題の解消

第2章 令和5年戸籍法改正に伴う改正戸籍法施行規則及び関係通達の解説

1 改正規則の解説

2 法務省民事局長通達の解説

第3章 現に戸籍に記載されている者に対する氏名の振り仮名の通知、届出、戸籍の記載の手続について

1 戸籍の既記載者に対する通知、届出、戸籍の記載の流れ

2 戸籍の既記載者に対する通知書

3 届出をする場合の留意事項

4 通知に関する注意事項

第4章 Q&A

1 総  論

2 氏名の振り仮名の戸籍及び戸籍の届書への記載と審査

3 氏名又は氏名の振り仮名の変更手続

4 戸籍の既記載者に係る氏名の振り仮名等の収集

5 戸籍の既記載者に対する氏名の振り仮名等の通知

6 戸籍の既記載者による氏名の振り仮名等の届出

7 戸籍の既記載者によるマイナポータルによる届出

8 戸籍の既記載者に対する氏名の振り仮名の審査

9 戸籍の既記載者による氏名の振り仮名の変更の届出

10 氏名の振り仮名の記載例

第5章 論  説

1 戸籍実務における名の傍訓の取扱い

2 戸籍における氏名と振り仮名──命名を中心に

第6章 法令等・資料編

1 法令等編

2 資料編

・事項索引/判例等索引/先例索引