人的資本経営時代の退職給付制度

人的資本経営時代の退職給付制度

定価:3,300円(税込)

編・著者名:三井住友信託銀行・年金研究センター[著]

発行日:2025年12月03日

判型・体裁・ページ数:A5判・並製・296ページ

ISBNコード:978-4-322-14614-1

書籍紹介

「人は石垣、人は城」退職給付制度を再構築し、企業価値を創造する

◆公的年金・企業年金の変遷と近時の制度改正、将来的な課題とその解決に向けた方向性を丁寧に解説。

◆働き方改革・定年延長時代に対応するための退職給付制度のあり方を紹介。

◆人的資本経営やファイナンシャル・ウェルビーイングなど、重要なキーワードを具体的に説明。

◆物価上昇に対応した賢い年金戦略をQ&A形式でわかりやすく例示。

主要目次

第1章 環境変化をふまえた退職給付制度のあり方

1 退職給付制度の概要

2 社会・経済環境の変化と法改正などの外部要因がもたらす影響

3 人事制度改革がもたらす影響

4 環境変化をふまえた退職給付制度のあり方

第2章 公的年金制度・企業年金制度の変遷

1 公的年金制度の変遷

2 企業年金制度の変遷

3 確定給付企業年金(DB)制度の変遷

4 確定拠出年金(DC)制度の変遷

5 退職給付会計の変遷

6 創設期からの企業年金制度の変遷

第3章 公的年金制度・退職給付制度の課題と方向性

1 公的年金の課題とその解決の方向性

2 退職給付制度の課題とその解決の方向性

3 本章のまとめ

第4章 人的資本経営のススメ

1 ウェルビーイングと人的資本経営

2 企業が従業員のファイナンシャル・ウェルビーイングを考える意義とは

第5章 ウェルビーイングを高める金融&年金リテラシー

1 現役世代が高めたい金融リテラシー

2 退職世代の企業年金活用術

  中途退職者の場合/60歳退職者の場合/60歳退職・継続再雇用者の場合/65歳定年
     退職者の場合/65歳定年退職者・就労継続の場合/企業年金の支給期間の選択/
     年金選択の医療負担への影響/夫婦で考える年金選択/物価上昇を考慮した受取方法/
        年金制度改正をふまえた企業年金活用術

3 まとめ──人生100年時代の企業年金活用術

著者・執筆者紹介

三井住友信託銀行・年金研究センター

【執筆者(2025年9月現在)】

小西 陽(こにし あきら)

上席理事/三井住友信託銀行・年金研究センター センター長

堀米 貴之(ほりごめ たかゆき)

年金コンサルティング部長/同 主任研究員

箱崎 怜(はこざき さとし)

年金コンサルティング部次長/同 主任研究員

末松 史朗(すえまつ しろう)

年金信託部主管/同 主任研究員 

古山 雅晴(ふるやま まさはる)

年金コンサルティング部主管/同 主任研究員

三宅 正訓(みやけ まさふみ)

年金信託部審議役/同 主任研究員

小田 直人(おだ なおと)

年金信託部審議役/同 主任研究員

荒川 渉(あらかわ わたる)

確定拠出年金管理部審議役/同 主任研究員

梅崎 智志(うめざき さとし)

年金コンサルティング部コンサルティングチーム長/同 主任研究員

吉澤 亮平(よしざわ りょうへい)

年金信託部数理チーム長/同 主任研究員

杉浦 章友(すぎうら あきとも)

年金コンサルティング部主任調査役/同 主任研究員

宮原 英寛(みやはら ひでひろ)

フェロー役員/同 顧問