定価:2,530円(税込)
編・著者名:ルーカス・ポモルスキ[著]/中山 桂[訳]/鹿子木 亨紀[監訳]
発行日:2026年04月09日
判型・体裁・ページ数:A5判・並製・204ページ
ISBNコード:978-4-322-14557-1
持続可能な投資の仕組みを分解し、解き明かす
新時代のファイナンス論!
ESGへの注目度は低下しつつあるのか?
否。むしろ、サステナブル投資は深化し、その流れは止まらない。
・投資リターンに対するESGの影響をデータと事例で分析し、資産価格へのインパクトを解説。
・ESG関連情報を投資シグナルとして活用する新たな投資戦略を提示。
第1章 イントロダクション
第2章 ESGは投資リターンにプラスか、マイナスか
ポートフォリオ理論の復習
ESGインテグレーション
ESG選好をポートフォリオに組み入れる
ESG効率的フロンティア
第3章 ESGは資産価格にどう影響するか
価格、キャッシュフロー、割引率
市場は効率的か
ESG情報が価格にとって重要な理由
投資家のESG選好と、それにより生じる罪(sin)プレミアム
第4章 ESGはそもそも測定可能なのか
ESGレーティング
ESGデータの分解
独自のESGデータを構築する
第5章 ESG投資は世界を変えられるだろうか
コーポレート・ガバナンスの復習
議決権行使
エンゲージメント
なぜ企業は投資家の声に耳を傾けるのか
ケーススタディ
第6章 伝統的投資戦略以外でのサステナビリティ
空売り(ショート)
デリバティブ金融商品:コモディティ先物の例
第7章 結 論
LUKASZ POMORSKI(ルーカス ポモルスキ)
執筆家、教授、投資専門家。コロンビア大学公共政策大学院(SIPA)の非常勤教授であり、インパクト・サステナブル投資のブランドメイヤー・フェロー。同学で修士課程向けにESG投資の講義を担当。アカディアン・アセット・マネジメントのシニア・バイスプレジデントでもあり、以前はAQRキャピタルマネジメントのマネージング・ディレクター兼ESGリサーチヘッドを務めた。多くの出版物、学会発表、業界のワーキンググループや委員会での活動を通じて、サステナブル投資研究に貢献している。
中山 桂(なかやま かつら)
金融翻訳者
メリルリンチ証券東京支店にて債券、株式、ディストレスト等の営業に携わった後、ソニー銀行にてクレジット運用業務に従事。2006年に金融翻訳・IRコンサルティングを行う有限会社ピィファ・パートナーズを設立。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。CFA協会認定証券アナリスト、米国公認会計士(AICPA)試験4科目合格、公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員、J-FLEC認定アドバイザー。
鹿子木 亨紀(かのこぎ みちのり)
ニッセイアセットマネジメント株式会社 データ・AI&クオンツリサーチヘッド
投資プロセスでのAI活用およびクオンツリサーチを主導。以前には、AQRキャピタルマネジメントおよび複数の外資系資産運用会社での運用業務経験のほか、金融機関向け経営コンサルティング経験も有する。日本CFA協会副会長も兼任。『ファイナンス機械学習─金融市場分析を変える機械学習アルゴリズムの理論と実践』(2019年、金融財政事情研究会)、『期待リターン』(2021年、金融財政事情研究会)など翻訳書多数。また、共著書に『生成AIが資産運用を変える─実務で使えるプロンプトと社内導入のステップ』(2025年、金融財政事情研究会)がある。東京大学工学部計数工学科卒業、京都大学大学院工学研究科修士、INSEAD MBA。CFA協会認定証券アナリスト。