定価:4,950円(税込)
編・著者名:朝倉 佳秀/高木 勝己[編著]
発行日:2025年01月23日
判型・体裁・ページ数:A5判・上製・376ページ
ISBNコード:978-4-322-14483-3
証拠保全のバイブル
9年ぶりの改訂!
◆東京地裁所属の裁判官・書記官が、証拠保全の申立てから手続の終了までを書式例に基づき具体的に解説。物語編では手続全体の流れを時系列に沿って紹介、解説編では実務の要点を全98のQ&A方式で詳解。
◆第3版では、電磁的記録を検証物とする申立てが激増するなかで発生した、電磁的記録の所持者はだれとみるべきか、電磁的記録のみを検証物とする申立ての管轄についてどのように考えるべきか、検証を実施する過程で消去済みのデータを復元することができるのかといった論点や、関連する複数の証拠保全の申立てがあった場合、検証物提示命令の申立てがあった場合、刑事施設を検証場所とする証拠保全の申立てがあった場合など、従前の検討結果のみでは対処が困難な論点を追録。
第1編 物 語
第1章 証拠保全事件の受任から証拠保全の申立てまで
第2章 事件の配てんと申立書の審査
第3章 面 接
第4章 決 定
第5章 証拠調べの実施
第6章 証拠調べ調書の作成(手続の終了)
第2編 検証の方法による証拠保全(医療事件を中心にして)
第1章 証拠保全の機能
第2章 申立て
第1節 申立書の記載
第2節 申立ての相手方
第3節 管 轄
第4節 証明すべき事実
第5節 証拠保全の事由と疎明
第6節 検証物提示命令
第7節 費 用
第3章 面 接
第4章 決定および送達等
第1節 決 定
第2節 送 達
第5章 証拠調べの実施等
第1節 事前準備
第2節 検証場所等における対応
第3節 証拠調べの実施および調書の作成
第6章 証拠保全手続終了後の手続
第3編 検証以外の方法による証拠保全
第4編 その他の証拠保全
第1章 労働事件
第2章 金融商品取引事件
第3章 刑事施設を検証場所とする証拠保全
第5編 資 料
第1章 申立書例・決定書例・主文例
第2章 調書記載例