定価:5,940円(税込)
編・著者名:佐々木 宏之[著]
発行日:2025年02月20日
判型・体裁・ページ数:A5判・並製・536ページ
ISBNコード:978-4-322-14476-5
「抜かずの宝刀」は
常時待機こそ肝要なれ
◆債権回収の実務について、前提知識として必要な情報から個別場面における手法までを網羅した詳細かつ実践的解説書。
◆①延滞と倒産、不良債権処理と債権管理回収を整理し、融資先の倒産で何が起こるかを概観。②預金拘束をはじめとする延滞・倒産発生時の初期対応について解説。③最終処理までの具体的な方法を解説。④実務上の各種論点として、経営者保証ガイドラインに基づく保証債務整理、金融機関主導による廃業支援について重点的に解説。
◆平時においても、延滞・倒産に関する知識なくして適切な融資判断はできない。「個別権利行使」の対象が限定されつつある昨今でも融資先の倒産発生時の初期対応の重要性は変わるものではない。適切な初期対応を行うためには、最終処理までに行うべき手続を理解しておく必要がある。それらの実践ノウハウが満載。
◆2015年に刊行された「法人融資手引シリーズ」を大幅に刷新して発刊する「新金融実務手引選書」の1冊。
序 章 債権管理回収総論
第1章 延滞・倒産発生時の初期対応
第1節 延滞・倒産が発生したら何を行うべきか
第2節 預金拘束
第3節 請求する相手方の確認
第4節 担保の確認
第5節 回収資源の確認
第6節 整理手続との関係
第7節 貸出債権の自己査定と引当・償却
第2章 債権回収の方法と実際
第1節 回収計画の立案
第2節 相 殺
第3節 督 促
第4節 仮差押え
第5節 手形債権の行使
第6節 各種の事例と対策のポイント
第7節 各種整理手続参加
第3章 債権回収を取り巻く諸論点
第1節 当事者および債権等の変動に関する論点
第2節 担保関係の変動に関する論点
第3節 保証に関する論点
第4節 経営者保証ガイドライン
第5節 消滅時効
第6節 廃業支援