定価:3,300円(税込)
編・著者名:後藤 元/小野 傑/守屋 貴之[編]
発行日:2024年07月11日
判型・体裁・ページ数:A5判・並製・292ページ
ISBNコード:978-4-322-14449-9
なぜ再び「貯蓄から投資へ」が動き始めたのか? 何を目指し、どこへ向かうのか?
NISA、iDeCo、企業年金、株式市場、コーポレートガバナンス改革、顧客の最善の利益、金融リテラシー、ファイナンシャル・ウェルビーイング…
官民のキーパーソンたちが学生と語り合った東京大学での人気講義の記録
第1章 なぜ今また「貯蓄から投資へ」なのか──金融で経済成長と持続可能な社会へ
中島 淳一
第2章 ファイナンシャル・ウェルビーイングと金融リテラシーに関する海外事例
梶原 真紀
第3章 金融広報中央委員会の歴史と金融経済教育の課題
山田 桂志
第4章 顧客と金融事業者をつなぐFPの役割
白根 壽晴
第5章 株式市場の魅力向上策──上場会社の企業価値向上に向けた取引所の取組み
池田 直隆
第6章 企業年金・個人年金制度と国民の資産形成
海老 敬子
第7章 金融商品の販売と自主規制機関の役割
横田 裕
第8章 顧客本位の業務運営に関する実務と2023年金融商品取引法等改正のねらい
有吉 尚哉
第9章 メディアから見た「貯蓄から投資へ」
玉木 淳
第10章 金融リテラシーの向上に向けて
桑田 尚
中島 淳一 前金融庁長官
梶原 真紀 みずほ証券株式会社グローバル戦略部産官学連携室上級研究員
山田 桂志 日本銀行情報サービス局金融広報課長/金融広報中央委員会事務局主任企画役
白根 壽晴 特定非営利法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会理事長
池田 直隆 株式会社東京証券取引所上場部企画グループ統括課長
海老 敬子 厚生労働省年金局企業年金・個人年金課長
横田 裕 日本証券業協会自主規制本部自主規制企画部長
有吉 尚哉 西村あさひ法律事務所・外国法共同事業パートナー弁護士
玉木 淳 株式会社日本経済新聞社編集 金融・市場ユニット金融エディター
桑田 尚 金融庁総合政策局総合政策課金融経済教育推進機構設立準備室長
後藤 元(ごとう げん)
東京大学大学院法学政治学研究科教授
2003年東京大学法学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科助手。学習院大学法学部専任講師・准教授を経て、2010年東京大学大学院法学政治学研究科准教授。2019年より現職。専門は商法、会社法、保険法など。
小野 傑(おの まさる)
弁護士、西村あさひ法律事務所・外国法共同事業顧問
1976年東京大学法学部卒業。1978年弁護士登録。1982年ミシガン大学ロースクールLL.M.修了。1983年ニューヨーク州弁護士資格取得。1984年西村眞田法律事務所(現西村あさひ法律事務所・外国法共同事業)入所。1985年同事務所パートナー、2004年から2020年まで代表パートナー、2023年12月退所。2007年から2024年3月まで東京大学客員教授。
守屋 貴之(もりや たかゆき)
東京大学公共政策大学院特任教授
2004年京都大学法学部卒業、金融庁入庁。同庁検査部門・企画部門・監督部門・官房部門のほか、厚生労働省年金局・関東財務局・財務省主計局への出向などを経て、2022年金融庁総合政策局総務課総括企画官兼広報室長。2023年7月より現職。