デジタルガバナンス (KINZAIバリュー叢書L)

デジタルガバナンス (KINZAIバリュー叢書L)

定価:1,980円(税込)

編・著者名:児島 幸良/澁谷 展由[著]

発行日:2024年02月20日

判型・体裁・ページ数:四六判・並製・180ページ

ISBNコード:978-4-322-14422-2

書籍紹介

●企業がデジタル化を進める上で、不可欠なデジタルガバナンスを徹底解説。

●第1章では、デジタルガバナンスの背景にある考え方を、公的な指針(コーポレートガバナンス・コード、知財・無形資産GL、デジタルガバナンスコード)から読み解く。第2章では、リアルな実践例(三井物産、ソフトバンク等)を紹介し、知財戦略策定の第一人者である正林真之弁理士のインタビューを収録。第3章では、第1章と第2章を振り返り、企業での具体的な実践について検討する。

●これからの時代に求められるデジタル化と、一歩先のDXを進める上で必読の1冊。

主要目次

序 章 デジタルガバナンスの要請

1 企業に求められ始めたデジタルガバナンス

2 本書のテーマ・構成

第1章 デジタルガバナンスに関わる公的指針の背景と内容

1 2021年コーポレートガバナンス・コード改訂

2 知財・無形資産ガバナンスガイドライン

3 デジタルガバナンス・コード

第2章 デジタルガバナンス、知財ガバナンスの実践例

第1 デジタル総合戦略の策定・実行

――真野 雄司氏(三井物産 執行役員デジタル総合戦略部長)

第2 DXソリューション事業の立上げと実践

――宮山 慎介氏(ソフトバンク IT-OTイノベーション本部CoE統括部テクニカルマネジメント部部長)

第3 知財戦略策定・実践の実務

――正林 真之氏(正林国際特許商標事務所・所長弁理士)

第4 著者対談 企業はデジタルガバナンスにどう取り組むべきか

第3章 企業が実践すべきデジタルガバナンス

1 「デジタル」化推進を「ガバナンス」するとは?

2 戦略目標の設定

3 戦略実行のための体制構築・運営

4 戦略実行の成果の評価による監督

5 戦略目標設定・実行・監督の株主・投資家への開示・対話

著者紹介

児島 幸良(こじま ゆきなが)

児島綜合法律事務所代表弁護士。ハーバード・ロースクール(LL.M.)卒業後、金融庁総務企画局企画課出向。京都大学法科大学院法学研究科フェロー、早稲田大学大学院法務研究科客員教授、同志社大学大学院司法研究科客員教授。

澁谷 展由(しぶや のぶよし)

琴平綜合法律事務所パートナー。デジタル庁・地方業務システム法務エキスパート。総務省・地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドラインの改定等に係る検討会メンバー。会社法・ガバナンス、IT法務等企業法務全般のアドバイス、IT企業の社外取締役業務、デジタル関係の政策立案等に携わっている。