メタバースと法

メタバースと法

定価:4,400円(税込)

編・著者名:アンダーソン・毛利・友常法律事務所 メタバース法務研究会[編著]

発行日:2024年02月29日

判型・体裁・ページ数:A5判・並製・348ページ

ISBNコード:978-4-322-14379-9

書籍紹介

デジタル経済空間として様々な企業が参入している「メタバース」ビジネスを進める上で直面する法的課題を詳細に解説!

◆知的財産権、データ・セキュリティ、電子商取引、金融規制、税務などの分野ごとにメタバース特有の法的問題をわかりやすく紹介

◆メタバースにおいて生じる多種多様な法律問題について、実際の事例をベースとした具体的な設例に基づいて論点を明確化

◆アメリカ・EU・韓国におけるメタバースに関連する法律についても、各国特有の法的問題と今後の展望も解説

◆日本を代表する大手法律事務所であるアンダーソン・毛利・友常法律事務所が2022年4月に立ち上げた「AMTメタバース法務研究会」に所属する弁護士・弁理士が、メタバースを利用してビジネスを行う事業者に欠かせない法務の論点を網羅的に詳解!

◆メタバースと関連したビジネスに携わる企業の担当者、弁護士、弁理士、税理士などにとって、法律の観点からメタバースの現状を把握するための最適書!

主要目次

第1章 メタバースとは

第1節 メタバースの定義

第2節 メタバースが備えるべき要件・要素

第3節 メタバースの事例

第4節 メタバースと法律の接点

第2章 メタバースと知的財産権

第1節 はじめに─メタバースにおける知的財産の重要性─

第2節 コンテンツ・デザインの保護

第3節 ブランドの保護

第4節 メタバース関連技術の保護

第5節 メタバースプラットフォーム運営者の責任と役割

第3章 メタバースとデータ・セキュリティ

第1節 はじめに―メタバースでなぜdata protectionやprivacyの懸念が強まっているのか―

第2節 人・アバターと個人情報保護法

第3節 人・アバターとプライバシー・名誉・人格権等

第4節 メタバース内におけるユーザーの加害行為への対処

第5節 メタバースのセキュリティ

第4章 メタバースと取引

第1節 はじめに

第2節 メタバース内の取引に適用されるルール

第3節 メタバース内で取引される「もの」(取引の客体)

第5章 メタバースと金融規制

第1節 はじめに―メタバースにおける経済活動と金融規制―

第2節 メタバースにおけるデジタルマネーおよびデジタル資産の金融規制上の分類と関連サービス提供者に対する金融規制

第3節 メタバースにおいて金融サービスを提供する者の義務について

第4節 メタバースにおける金融サービスと金融規制

第5節 メタバースとGameFi

第6章 メタバースと税務

第1節 はじめに

第2節 メタバース内資産の譲渡

第3節 メタバース内役務提供

第4節 メタバースにおける融資取引

第5節 メタバースを運営する事業者の課税

第6節 メタバース事業における税務面からの今後の課題

第7章 海外のメタバースと法に関する動向

第1節 米国におけるメタバースと法に関する動向

第2節 欧州におけるメタバースと法に関する動向

第3節 韓国におけるメタバースと法に関する動向

第8章 課題と展望

第1節 メタバースの近年の動向

第2節 主な法的課題

第3節 展  望