顧客本位の業務運営Ver2: 「見える化」を通じた実践に向けた工夫

顧客本位の業務運営Ver2: 「見える化」を通じた実践に向けた工夫

定価:2,200円(税込)

編・著者名:信森 毅博[著]

発行日:2023年11月10日

判型・体裁・ページ数:A5・並製・172ページ

ISBNコード:978-4-322-14373-7

書籍紹介

NISA恒久化、資産所得倍増元年を機に緊急出版

顧客本位とは何か、金融機関はどのような改善が求められるのか

中島淳一前金融庁長官、神田秀樹学習院大学教授との対談も交えて金融庁の元担当官が解説

こんな人にとくにおススメです

―金融機関の経営陣……「顧客本位に基づくビジネスモデルとはなんだろうか?」

―金融機関の本部役職員……「具体的な施策をどのように策定し、実行に移せばいいのだろうか? また、それをどのように公表すればいいのだろうか?」

―金融機関の支店長……「自分や部下のやっていることは正しいのだろうか?」

―金融庁や財務局の担当官……「原則の背景にはどのような政策があるのだろうか?」

―マスコミ関係者……「監督上の措置が発動されるのはなぜだろうか?」

主要目次

第Ⅰ編  金融庁が示す「顧客本位」と「原則」の再整理

第1章 顧客本位が目指すもの

第2章 「見える化」が目指すもの

第3章 「顧客本位」に対する3つの誤解

第Ⅱ編  金融機関による「顧客本位」と「見える化」の実践

第4章 顧客本位と原則への対応

第5章 金融機関による「見える化」の活用

第Ⅲ編  インタビュー

顧客本位原則の究極的な目的は、将来に備えた国民の資産形成

………前金融庁長官 中島 淳一

ビジネスモデル転換を伴う顧客本位の実現は「道半ば」

………学習院大学教授 神田 秀樹

〈関係資料1〉 「貯蓄から投資へ」関連年表

〈関係資料2〉 顧客本位の業務運営に関する原則

著者紹介

信森 毅博(のぶもり たけひろ)

コンサルタント(アクセンチュア所属)

東京大学法学部卒、1991年日本銀行入行。考査局・総務人事局・国際局・金融機構局・金融市場局においてグループ長を歴任。

2011年にコンサルタントとなり内部統制・コンプライアンス等の態勢整備などを支援。2020年より金融庁においてコンダクト企画室長として顧客本位の業務運営のモニタリング等に従事。2023年より現職。ニューヨーク州弁護士・公認内部監査人・公認不正検査士。