ヘルステックと法 (KINZAIバリュー叢書L)

ヘルステックと法 (KINZAIバリュー叢書L)

定価:1,980円(税込)

編・著者名:編著者 鈴木 謙輔

発行日:2023年11月10日

判型・体裁・ページ数:四六判・192ページ

ISBNコード:978-4-322-14362-1

書籍紹介

●ヘルステックへの法的アプローチに必要な基本的な考え方がよくわかります。

●カルテや処方箋を電子化する医療DXがどのように変わっていくか、医療資格や病院に関する規制がどうなるかについても解説します。

●再生医療などの倫理についても言及します。

●国内のみならず、アジアの各国・地域におけるヘルステックの近時の動向を紹介しています。

●規制が一元化されていないヘルステックに法が横串を刺した1冊。

主要目次

第1章 ヘルスケアアプリと医療機器規制

1 医療機器とは

2 ヘルスケアアプリの医療機器該当性

3 医療機器に関する許認可

4 スマートウォッチ・AI

第2章 医療DXと医療法・医師法

1 医療DXとは─電子カルテ、電子処方箋、医療現場手続のデジタル化、そしてその先へ─

2 医療資格に関する規制─医業とは─

3 病院に関わる各種規制

4 オンライン診療・オンライン服薬指導

5 医療ロボット・AIの活用と法的責任

第3章 PHRと個人情報保護法

1 PHRとは

2 マイナポータル

3 個人情報保護に関する規制

第4章 再生医療・遺伝子関連医療と法律・倫理

1 はじめに

2 再生医療・遺伝子関連医療とは

3 研究開発に関する法規制

4 臨床応用に関する法規制

5 生命倫理との交錯

第5章 ヘルステックと知的財産権

1 知的財産権の意義

2 知的財産権の概要

3 AI・ビッグデータ

4 ヘルスケアアプリ

5 ウエアラブル端末

第6章 アジアにおけるヘルステック法

1 中  国

2 インド

3 シンガポール

4 タ  イ

5 ベトナム

6 フィリピン

編著者紹介

鈴木 謙輔(すずき けんすけ)

長島・大野・常松法律事務所弁護士

2000年 弁護士登録

2006年 Stanford Law School卒業(LL.M.)

2006年~2007年 Kirkland & Ellis LLP(Chicago)勤務

2007年~2009年 金融庁総務企画局市場課勤務

2014年~2015年 厚生労働省参与