定価:1,980円(税込)
編・著者名:境田 正樹/白石 和泰
発行日:2023年09月07日
判型・体裁・ページ数:四六判・180ページ
ISBNコード:978-4-322-14360-7
●経済安全保障に関する最前線の案件に日々従事している弁護士が、投資局面、製造販売局面、研究開発局面、サイバー空間の場面ごとに認識すべき企業活動における経済安全保障上の法的リスクと対応を平易に解説。
●キーパーソン(高市早苗氏、谷内正太郎氏、古谷知之氏、鈴木一人氏)のインタビューを収録。
●三菱総合研究所所属の第一線で活躍する研究員(為本吉彦氏、杉浦孝明氏)による産業政策に関するコラムを掲載。
序 章
企業経営と経済安全保障
第1章 有識者に聞く(前編)
──激動の国際情勢を適切に乗り切るために
第1 高市早苗 経済安全保障担当大臣
第2 谷内正太郎 初代国家安全保障局長、株式会社富士通フューチャースタディーズ・センター理事長
第2章 経済安全保障関連法令の全体像
第3章 投資局面の経済安全保障
第4章 製造・販売局面の経済安全保障
〈コラム〉半導体産業の経済安全保障
第5章 研究開発局面の経済安全保障
第6章 サイバー空間の経済安全保障
第7章 有識者に聞く(後編)
──激動の国際情勢を適切に乗り切るために
第1 古谷知之 慶應義塾大学総合政策学部教授
第2 鈴木一人 東京大学公共政策大学院教授
〈コラム〉自動車産業の経済安全保障
終 章 変化する経済安全保障環境
境田 正樹(さかいだ まさき)
2005年弁護士登録。防衛・経済安全保障政策をはじめ、コンプライアンス・内部統制対応、スポーツ・ヘルスケア等を専門とし、新型コロナウイルス対策等に係る法律制定や政策立案にも関わる。経済安全保障分野におけるセキュリティ・クリアランス制度等に関する有識者会議メンバー、東北大学客員教授、スポーツ審議会委員等を務める。
白石 和泰(しらいし かずやす)
2003年弁護士登録。外務省経済局政策課(日本企業支援室)の専門員として、海外進出支援、法曹の海外展開プロジェクト等を担当。大手電気通信事業者での駐在経験もあり、経済安全保障関連法務をはじめ、個人情報保護法やサイバー(情報)セキュリティに関する法令を含む幅広い分野を取り扱っている。著書・講演多数。