子どもに伝えたいお金の話―金融教育のいまを聞く

子どもに伝えたいお金の話―金融教育のいまを聞く

定価:1,760円(税込)

編・著者名:塚本 俊太郎[著]

発行日:2024年06月18日

判型・体裁・ページ数:四六判・並製・208ページ

ISBNコード:978-4-322-14350-8

書籍紹介

金融教育の現場ではなにが行われているのか?

「お金」を伝えるのに大切なことは?

金融庁で「うんこお金ドリル」を仕掛けた著者が、特色ある金融教育を展開する6名の識者と熱く対談! その取り組みを紹介するほか、はじめることになったきっかけや大切にしていることなどを明らかにする。

「お金について知ることが大切なことはわかるけれど、それを子どもにどうやって伝えたらいいのかわからない」「お金」を学ばずに大人になってしまった方にもお勧めの1冊。

お話を聞かせてくれた方:

沼田晶弘さん(東京学芸大学附属世田谷小学校教諭)、漆紫穂子さん(品川女子学院理事長)、

柴山翔太さん(福岡女子商業高等学校校長)、赤池慶彦さん(NPO法人キッズフリマ代表理事)、

キャサリンとナンシーさん(金融教育実務家)、森永康平さん(株式会社マネネCEO/経済アナリスト)

主要目次

沼田晶弘 東京学芸大学附属世田谷小学校教諭

お金の価値だけを純粋に学べるのが子ども時代のよさ

漆紫穂子 品川女子学院理事長

お金は夢を叶える手段にもなるし足をすくわれるリスクにもなる

柴山翔太 福岡女子商業高等学校校長

お金についての決定を委ねることで子どもの学びは深くなる

赤池慶彦 NPO法人キッズフリマ代表理事

お金や物の価値が学べるのは子ども自身の実体験から

キャサリンとナンシー 金融教育実務家

お金の裏側にある「ありがとう」を子どもに伝えたい

森永康平 株式会社マネネCEO/経済アナリスト

お金をどうやって守るか――子どもの詐欺被害を防ぐ方法

著者紹介

塚本 俊太郎(つかもと しゅんたろう)

慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、米国シラキュース大学マックスウェル行政大学院に進学し国際関係論修士課程を修了。ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント、バンガード・インベストメンツ・ジャパンなどの外資系運用会社で勤務したのち金融庁へ。金融教育担当として、高校向け金融経済教育指導教材や小学生向け「うんこお金ドリル」などの作成に携わる。2022年に金融庁を退職後、金融教育家として活動を始め、テレビや新聞、雑誌など各メディアで活躍。NHK Eテレ(教育テレビ)「趣味どきっ! 今日から楽しむ“金育”」の講師を務めるほか、学校などでの講演も多数。著書に『今日から楽しむ“金育”(NHKテキスト)』。日本金融教育推進協会理事、グリーンモンスター株式会社顧問、NewsPicks ProPicker。