安心ミライへの「金融教育」ガイドブックQ&A: 「生きる力」を育む「金融リテラシー」の基本

安心ミライへの「金融教育」ガイドブックQ&A: 「生きる力」を育む「金融リテラシー」の基本

定価:1,980円(税込)

編・著者名:三井住友トラスト・資産のミライ研究所

発行日:2023年04月28日

判型・体裁・ページ数:A5判・並製・248ページ

ISBNコード:978-4-322-14346-1

書籍紹介

学習指導要領の改訂により、ついに日本においても「金融教育」が本格的に行われることとなった。本書は三井住友信託銀行が有する知識やノウハウを十分に活かすことで、「金融リテラシー」の真の理解につなげる書であり、教育関係者にも広く手に取っていただけるように構成したもの。金融とSDGsの関わりやFinancial Well-beingの実現に向けた取り組みも織り込む。

主要目次

序 章 「金融リテラシー」を学ぶ意味とは?「金融」の役割とは?

第1章 ミライをつくる「ライフプラン」と「マネープラン」

第2章 「人生100年時代」の「資産形成」とは?

第3章 「人生100年時代」の「資産の管理・活用策」とは?

第4章 「FINANCIAL WELL-BEING」・「SDGs」と金融の関わり

第5章 消費者としての「お金のトラブル回避術」

第6章 実践に向けて

編著者紹介

三井住友トラスト・資産のミライ研究所 三井住友トラスト・資産のミライ研究所は、人生100年時代において、一人ひとりが将来を安心して過ごすための資産形成・資産活用のあり方について、中立的な立場で調査・研究し発信することを目的として、2019年三井住友信託銀行に設置された組織です。 人生100年時代において「人生のマルチステージ化」が進展していく中、個人のライフステージにおける「良い状態(ウェルビーイング Well-being)」も多様になってくるとの認識のもと、「お金まわり・家計における良い状態(ファイナンシャル ウェルビーイング Financial Well-being)」を「将来のライフイベントを適切に把握し、賢い意思決定によりお金に関する不安を解消させ、未来に向けて自律的に行動できる状態」と定義し、多くの方々のファイナンシャル ウェルビーイングの実現をサポートするべく活動しています。

井戸 照喜(いど てるき)

1989年三井住友信託銀行入社。年金信託部で企業年金の制度設計・年金ALM等に従事。その後、運用商品の開発・選定、年金運用コンサルティング等に従事。2008年ラップ口座の運用責任者。2013年からは投信・保険・ラップ口座等の「預り資産ビジネス」全体を統括する投資運用コンサルティング部長を務める。2018年(銀行ビジネスと保険ビジネスを信託銀行らしく融合させる)トラストバンカシュアランス推進担当役員。2019年三井住友トラスト・ライフパートナーズ株式会社取締役社長。2022年執行役員:資産形成層(職域)横断領域副統轄役員。2002~2006年早稲田大学大学院商学研究科講師(非常勤)。2008~2018年慶応義塾大学理工学部講師(非常勤)。2022年老後資産形成に関する継続研究会研究会委員(公益財団法人年金シニアプラン総合研究機構)。日本証券アナリスト協会検定会員、年金数理人、日本アクチュアリー会正会員。

所長 丸岡 知夫(まるおか ともお)

1990年三井住友信託銀行入社。1997年年金信託部業務推進室で国内の年金受託業務を推進。2002年東京法人信託営業部。2005年本店法人信託営業部。2009年確定拠出年金業務部にてDC投資教育、継続教育のコンテンツ作成、顧客提供、セミナー運営に従事。2014年社内横断プロジェクト「福利厚生ソリューションビジネスプロジェクトチーム」に専任者として従事。2016年ライフアドバイザリー部(取引先法人の従業員向け福利厚生制度を提供する部署)次長。2019年三井住友トラスト・資産のミライ研究所所長に就任(現職)。

主任研究員 青木 美香(あおき みか)

三井住友信託銀行入社。調査部主任調査役(現職)。主に家計の金融行動・消費行動、社会現象からみた経済分析などを担当。2008年~2009年法政大学大学院政策経済研究所客員研究員。2019年兼三井住友トラスト・資産のミライ研究所主任研究員(現職)。

主任研究員 堀米 貴之(ほりごめ たかゆき)

1995年三井住友信託銀行入社。当初はリテール事業で、その後は年金事業にて企業年金営業に従事。2010年東京法人信託営業第一部(現・年金営業第一部)課長。2012年取引先法人の退職給付制度・年金制度の新設・変更・相談を担う年金コンサルティング部にて、大型企業の退職給付制度コンサルティングなどに従事。2016年年金コンサルティング部次長。2018年確定拠出年金業務部次長。2019年兼三井住友トラスト・資産のミライ研究所主任研究員(現職)。2021年確定拠出年金業務部部長。

主任研究員 田村 直史(たむら ただし)

2003年三井住友信託銀行入社。阪急梅田支店。2007年業務部信託研修生。2007年業務部。2011年経営企画部。2013年プライベートバンキング部。2017年個人企画部。2019年兼三井住友トラスト・資産のミライ研究所。2022年人生100年応援部次長兼企画チーム長(現職)。現職では、営業企画、商品開発、ブランディングを担当。

主任研究員 杉浦 章友(すぎうら あきとも)

2010年三井住友信託銀行入社。年金信託部にて企業年金の制度設計・数理計算のほか、システム開発に従事。2018年兼年金コンサルティング部。複数の確定給付企業年金の年金数理人を担当。2020年厚生労働省へ出向。年金局総務課長補佐、年金局総務課年金広報企画室総合調整専門官(併任)。年金税制、年金広報、Pensions at a Glanceに関する業務を担当。2021年厚生労働省政策統括官付参事官付統計・情報総務室EBPMの推進に係る若手・中堅プロジェクトチーム(併任)にてRを使った統計レポートの作成等に従事。2022年出向解除。年金業務推進部(現職)及び兼三井住友トラスト・資産のミライ研究所主任研究員(現職)。年金に関する調査・研究・情報発信活動を行っている。年金数理人、日本アクチュアリー会正会員、1級DCプランナー(企業年金総合プランナー)。

研究員 唐木田 みわ(からきだ みわ)

2011年三井住友信託銀行入社、主に個人顧客の資産運用・資産承継にかかわるコンサルティングに従事。2015年三井住友トラスト・アセットマネジメントに出向、地域金融機関向け公募投信のセールス、地域金融機関の支店長・販売担当者向け研修・セミナーを担当。2017年ライフアドバイザリー部(取引先法人の従業員向け福利厚生制度を提供する部署)にて事業戦略企画を担当。2019年三井住友トラスト・資産のミライ研究所研究員として、取引先法人の従業員を対象とした資産形成分野に関する各種の施策立案・企画運営に加え、当研究所WEB媒体の企画運営・コンテンツの作成、セミナー講師を通じた情報発信及び対外的な提携業務等全般を担当。2022年三井住友トラスト・資産のミライ研究所研究員を継続しながら、シンガポール支店にてアジアの投資家向けファンドプロモーションに従事。

研究員 清永 遼太郎(きよなが りょうたろう)

2012年三井住友信託銀行入社。千葉支店勤務。2015年確定拠出年金業務部で企業のDC制度導入サポートや投資教育の企画業務等を担当。2019年大阪本店年金営業第二部で、企業年金の資産運用・制度運営サポートに従事。2021年三井住友トラスト・資産のミライ研究所研究員(現職)。資産形成・資産活用に関する調査研究並びに情報発信、また企業の従業員等に対する金融リテラシーセミナー講師も務める。2022年老後資産形成に関する継続研究会研究会委員(公益財団法人年金シニアプラン総合研究機構)。

研究員 矢野 礼菜(やの あやな)

2014年三井住友信託銀行入社。堺支店、八王子支店にて個人顧客の資産運用・資産承継に係るコンサルティング及び個人顧客向けの賃貸用不動産建築、購入に係る資金の融資業務に従事。2021年三井住友トラスト・資産のミライ研究所研究員(現職)。幅広い世代に対して、資産形成・資産活用に関する調査研究並びにホームページ・雑誌・書籍等を通じた情報発信を行っている。またYouTube・ARへの登壇、全国の高等学校等における学生向け金融リテラシー授業の講師も務める。

研究員 桝本 希(ますもと のぞみ)

2015年三井住友信託銀行入社。奈良西大寺支店にて個人顧客の資産運用・資産承継に係るコンサルティング業務に従事。2019年IT業務推進部にてマーケット事業で利用するシステムの開発・保守業務を担当。2022年三井住友トラスト・資産のミライ研究所研究員(現職)。幅広い世代に対して資産形成、資産活用に関する調査研究並びにホームページやYouTubeを通して情報発信を行っている。