電子署名活用とDX (KINZAIバリュー叢書L)

電子署名活用とDX (KINZAIバリュー叢書L)

定価:1,980円(税込)

編・著者名:執筆者 宮川 賢司

発行日:2022年12月28日

判型・体裁・ページ数:四六判・180ページ

ISBNコード:978-4-322-14219-8

書籍紹介

●DXの実現に向けた第1歩。

●「紙と押印」における実務を振り返りながら、契約をデジタル化する場合のリスクを概説。

●事例においては、国内契約と海外契約に分けて、契約のデジタル化を行う際の法的留意点について平易に解説。

●契約のデジタル化にとどまらず、契約以外の文書デジタル化、行政手続のデジタル化、日本におけるDXの将来像についても取り扱う。

主要目次

第1章 デジタル化とDX

第1 デジタル化とDXの違い

第2 紙と押印

第3 電子署名・電子契約、その他トラストサービスの概要

第4 電子契約・電子署名の導入検討

第2章 電子契約の法的論点

第3章 電子署名法の法的論点

第4章 事例で学ぶ電子契約・電子署名の論点(国内編)

第1 企業間電子契約の事例検討(基礎編)

第2 企業間電子契約の事例検討(サイバーセキュリティ対策編)

第3 企業間電子契約の事例検討(応用編)

第5章 事例で学ぶ電子契約・電子署名の論点(海外編)

第6章 電子署名のその他活用事例

第1 契約以外の文書デジタル化に関する法的問題

第2 契約以外の文書デジタル化

第7章 電子署名を活用したDXの将来像

第1 DXをサポートする政府の動き

第2 DXによる各部門の将来像

著者紹介

宮川 賢司(みやがわ けんじ)

1997年、慶應義塾大学法学部卒。2000年、司法修習(52期)を経て弁護士登録(第二東京弁護士会)。2000年から2014年まで田中・高橋法律事務所(現事務所名 クリフォードチャンス法律事務所)勤務。2004年、英国University College London(LL.M.)修了。2014年アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所。2019年、慶應義塾大学法学部非常勤講師(Legal Presentation and Negotiationを担当)。主にクロスボーダーの不動産投資・証券化案件、資源・エネルギー案件、その他ファイナンスの分野を中心とする業務、気候変動・カーボンクレジット等のグリーントランスフォーメーション(GX)に関連する業務、電子署名等のデジタルトランスフォーメーション(DX)に関連する業務を取り扱う。DX関連では、金融機関や事業会社を含め、多数のDX関連業務のサポートを行う。