DIGITAL for GOOD

DIGITAL for GOOD

定価:3,850円(税込)

編・著者名:クリス・スキナー[著]/三菱総合研究所[訳]

発行日:2023年03月22日

判型・体裁・ページ数:四六・並・タテ・644ページ

ISBNコード:978-4-322-14167-2

書籍紹介

◆フィンテックとともに、もう一つのメガトレンドであるサステナビリティ重視の「パーパス」経営に焦点を当てた1冊

◆金融業における2040年の未来予想図とデジタル革命で淘汰された金融機関の姿とは?

◆ビットコイン財団(米国)、世界経済フォーラムなどのエグゼクティブへのインタビューに加え、アント・グループ(中国)、SWIFT(ベルギー・ウェールズ)、HP(米国)など、金融業界を牽引する世界各国の組織、フィンテック企業のトップマネジメントが寄稿!

経営を、企業文化を、そして社会をより良くするためのアイデア

主要目次

なぜよいことのためにデジタルを活用すべきなのか

今日の銀行の問題点は何か

銀行はアルゴリズムにとってかわられる

個人投資家が世界を変える

INTERVIEW 

 ビットコイン財団(米国)会長 ブロック・ピアース氏

オムニチャネルかオムニアクセスか

デジタル・イノベーションがコロナウイルスと気候変動に揺れる世界にもたらすもの

教育なんだよ!(銀行化じゃないんだ)

よいことのための決済デジタル化

銀行と技術者がESGに対してできることは何か

サステナブル・インベストメントができるまで

グリーン・フィンテックの未来はアジアにある

INTERVIEW 

 エクスティンクション・リベリオン(英国)共同設立者 ゲイル・ブラッドブルック氏

コミュニティと目的に向けて

サステナビリティを重視する世代に向けた銀行のプロダクトデザイン

グリーン・ファイナンスを特別でないものにしよう

「パーパスドリブン」の本当の意味とは何か

より良い銀行

なぜ目的が重要なのか

INTERVIEW

 モンゾ(英国)共同創業者 トム・ブロムフィールド氏

ロイヤル・カスタマーの再来

ボブ・ディランの歌と銀行業務(あるいはパーパスドリブンの金融の背後にある「理由」)

INTERVIEW

 ディスカバリー・グループ(南アフリカ)創業者兼CEO エイドリアン・ゴア氏

ともに世界をよりよくしよう

南半球からの視点:オーストラリアのパーパスドリブン型銀行

INTERVIEW

 アルジェンタ(ベルギー)CEO マーク・ラウワース氏

このデジタル時代にパーパスドリブン型の金融はどうしたら成功できるか

コミュニケーションは人と地球を救う

いかに変革を成し遂げるか

未来への展望:2030年からの視点

「2040年における私の人生、私の銀行」

INTERVIEW

 世界経済フォーラム銀行業界ヘッド デレク・バラルディ氏

結論、主要論点とそのポイント

著者紹介(執筆当時)

クリス・スキナー(Chris Skinner)

テクノロジー業界で最も影響力のある人物の1人として知られている。自身のブログザ・ファイナンサー・コムやベストセラー書籍である『Digital Bank』『DigitalHuman』『DOING DIGITAL』を通じて、金融市場やフィンテックに関して論評を行うコメンテーターである。フィナンシャル・サービス・クラブおよびノルディック・フューチャー・イノベーションの主宰に加え、11:FSの非常勤取締役を務めているほか、メニガ、モード、ムーヴン、ヨーツなど複数企業の顧問委員会にも名を連ねている。国連、ホワイトハウス、世界銀行、世界経済フォーラムのアドバイザーを務め、ケンブリッジ大学の客員講師やTEDxのスピーカーとしても活躍している。また、児童作家としても成功しており、『Captain Cake and the Candy Crew』の5冊シリーズの著者である。