定価:2,000円(税込)
編・著者名:経済産業省[編著]PwCあらた有限責任監査法人[協力]
発行日:2021年07月07日
判型・体裁・ページ数:四六・並・324ページ
ISBNコード:978-4-322-13955-6
どのように思考し、いかに行動したのか?
日本をリードする社外取締役15人が贈る珠玉の一冊!
◆経営者、コンサルタント、投資銀行等、多様なバックグラウンドをもつ15人が社外取締役としての行動哲学、具体的な取組みを語る。
◆実際に取締役会に上程された会社の将来を左右する議題について、当該会社の企業価値向上の観点から、どのように検討・判断したのかを説明。
◆社長の交代・選任はどうあるべきか。指名委員会等設置会社における候補者のリストアップ、モニタリング、指名のプロセスを紹介。
◆日本企業に共通する変革・成長の阻害要因を指摘し、それを取り除くためにはどうすればいいかを、さまざまな角度から提言。
◆投資家や執行側・従業員とのコミュニケーション、取締役会の運営のあり方、情報収集方法など日々の実務へのヒントが満載。
第1章 外部の視点を取り入れる
●社外取締役の役割は、企業価値最大化に向けて成功させること 橘・フクシマ・咲江
●社外取締役は、株主、そして社会の代表として、その視点を経営に反映させる。機関設計を委員会型に変えることが企業の成長につながる 榊原 定征
●企業価値を高めるべく、使命感に基づき、経営を監督する 斉藤 惇
●投資家の代表として取締役会に臨め 小林 喜光
第2章 経営者とともに企業価値を高める
●会社のコマンドタワーはCEO、企業価値を高められるCEOを選び、高められないCEOを交替させるのが社外取締役の役割 川村 隆
●企業価値を深く理解し、中長期的視点に立って、率直にモノ申す 伊藤 邦雄
●社外取締役は、会社の命運にかかわる問題には体を張って介入すべき 冨山 和彦
●企業価値とは、全ステークホルダーからの信頼の総和 坂根 正弘
第3章 取締役会議長として
●執行側も監督側も、お互いの役割の違いを理解する 松崎 正年
●株主基準、社会目線、長期思考 泉谷 直木
●社外取締役は、社会や事業環境の変化をとらえ、会社を変革へと導く 蛭田 史郎
第4章 社外取締役としての実践
●徹底的に議論を行い、取締役会で会社の方向性を決める 阿部 敦
●社外取締役として、親子上場の利益相反問題は特に気を遣うべき 翁 百合
●既存の価値観や慣習にとらわれず、経営変革を実現する 藤田 純孝
●会社のいまを見つめ直し、未来について議論する 小林いずみ
「社外取締役の在り方に関する実務指針」の解説