地方創生への挑戦―SBIグループが描く新しい地域金融

地方創生への挑戦―SBIグループが描く新しい地域金融

定価:1,500円+税

編・著者名:北尾 吉孝 著

発行日:2021年01月27日

判型・体裁・ページ数:四六・210ページ

ISBNコード:978-4-322-13587-9

書籍紹介

「明るい日本の未来は地方の元気から――金融を核に金融を超える」

地域金融機関とさまざまな連携を深めてきたSBIグループ。再編・統合など地域金融機関の動向への関心が一気に高まるなか、第4のメガバンク構想、地方創生パートナーズ創設などSBIグループの地域経済への貢献も新たな段階に移った。なぜ地方創生に取り組むのか、どのようなことを、どのような形で進めようとしているのか、コロナショック後の地域金融はどう変わるのか。北尾社長が地方創生への熱い思いを、「公益は私益に繋がる」「顧客中心主義の徹底」といった経営哲学とともに語りつくす。地域金融関係者必読の書。

主要目次

第1章 SBIグループの経営理念とこれまでの事業展開
インターネット金融コングロマリットとして成長/顧客中心主義の徹底/戦略がすべて/公益は私益に繋がる/不当利益への義憤/経営は時間の関数/金融サービス事業の進化の歴史/オープン・アライアンスの積極推進/DXの加速に対応するインフラ整備/若者の感性をつかむ

第2章 地域金融機関が直面する経営課題
地方経済を直撃する人口減少・高齢化/本業赤字の常態化、見通せない収益回復/市場運用の高度化の遅れ/システムコスト負担の増大/深刻さを増す事業承継問題/遅れる業務効率化、デジタル技術導入

第3章 地域金融機関との連携の拡大
金融商品仲介業サービスでの提携/実績上げるSBIマネープラザ/モーニングスターのアプリは142社の地域金融機関が導入/Money Tapで安価で安全な送金を実現/資産運用ビジネスでの提携/新たな連携を目指す「健康口座」事業

第4章 第4のメガバンク構想
地域金融における「自助」「互助」の枠組み/出資先は最大で10行まで/「自己変革」「自己進化」を全面的に支援/戦略的資本・業務提携先の状況/カギを握る資産運用の高度化とシステムコスト削減

第5章 地方創生に向けた新たな一手
地方創生なくして成長なし/4つの経済主体すべてにアプローチ/地方創生パートナーズの創設/SBI地方創生サービシーズの役割/SBI地方創生投融資の役割/地方の不動産の有効活用/事業承継問題への取り組み/融資を通じた中小企業支援の強化

第6章 コロナ時代の地方創生
人類とウイルスとの闘い/顕在化するお客様のニーズの変化/分散型社会への転換/スーパーシティ構想の実現を/国際金融都市構想への貢献/地方における「ヒト」の充実/地方における「モノ」の充実/地方における「カネ」の充実

第7章 DX時代における新しい金融の姿
コロナ禍で加速したDX/社会変革を起こすブロックチェーン/Money Tapにおける取り組み/サプライチェーンマネジメントへの活用/ブロックチェーンを用いた代理店・募集人管理基盤システムの開発/デジタルアセット分野における企業生態系の構築/STOによる金融取引の変革/デジタル取引所の創設/正しい倫理的価値観を持つことの重要性

著者紹介

北尾 吉孝(きたお よしたか)
1951年、兵庫県生まれ。1974年、慶應義塾大学経済学部を卒業、野村證券に入社。ケンブリッジ大学経済学部へ留学し、1978年に卒業。ワッサースタイン・ペレラ・インターナショナル社(ロンドン)常務取締役、野村企業情報取締役、野村證券事業法人三部長を務め、1995年、孫正義氏の招聘により常務取締役としてソフトバンクに入社。2005年にソフトバンク取締役を退任。現在は、SBIホールディングスの代表取締役社長のほか、公益財団法人SBI子ども希望財団理事、SBI大学院大学理事長兼学長、社会福祉法人慈徳院理事長などを務める。
『挑戦と進化の経営』(幻冬舎)、『進化し続ける経営』(東洋経済新報社)、『不変の経営・成長の経営』(PHP研究所)、『実践FinTech』『成功企業に学ぶ 実践フィンテック』(日本経済新聞出版)、『何のために働くのか』『修身のすすめ』『安岡正篤ノート』(致知出版社)、『実践版 安岡正篤』(プレジデント社)など、著書多数。