リース法務ハンドブック

リース法務ハンドブック

定価:2,970円(税込)

編・著者名:有吉 尚哉/原田 伸彦[編著]

発行日:2020年11月06日

判型・体裁・ページ数:A5・並・284ページ

ISBNコード:978-4-322-13579-4

書籍紹介

多種多様なリース取引の法的論点について、
50問のQ&Aで横断的に解説!

●西村あさひ法律事務所・アセットファイナンスチームの弁護士が、実務の中で直面した問題の解決方法を詳解。契約関係、倒産時の取扱い、許認可・事業規制、行為規制、自主規制やガイドラインまでを網羅。
●リース契約書のサンプル、マネー・ローンダリング/経営者保証/災害発生時の対応に関するガイドラインも巻末資料として収録。
●リース会社やリースのユーザーである企業の法務・コンプライアンスの担当者、弁護士、税理士にとって、日々の業務の指針となる新たな1冊。

主要目次

第1章 リース契約とは
Q1 リース契約の定義/Q2 ファイナンス・リース契約とオペレーティング・リース契約/Q3 他の取引との異同(賃貸借、レンタル、割賦販売、サブスクリプション)/Q4 リース会計の基礎/Q5 国際会計基準におけるリース/Q6 リース税務の基礎1/Q7 リース税務の基礎2/Q8 不正なリース取引

第2章 リース取引の契約関係
Q9 三当事者間の契約関係(一般的なファイナンス・リース)/Q10 二当事者間の契約関係(セール・アンド・リースバック)/Q11 多数当事者間のリース取引/Q12 協調リース/Q13 提携リース・小口リース/Q14 プログラム・リース/Q15 プログラム・リースの権利関係/Q16 民法改正とリース契約

第3章 リース契約の内容
Q17 リース契約の成立/Q18 リース取引の開始/Q19 契約不適合責任(瑕疵担保責任)/Q20 危険負担/Q21 リース物件の維持管理/Q22 保険/Q23 中途終了/Q24 リース期間満了時の取扱い/Q25 特定債務保証・根保証/Q26 保証の徴求手続/Q27 保証人に対する情報提供義務/Q28 再リースと二次リース/Q29 プログラム・リースの契約条項

第4章 リース取引と倒産
Q30 借手(レッシー・ユーザー)の倒産/Q31 貸手(レッサー)の倒産/Q32 倒産解除特約/Q33 借手(レッシー・ユーザー)倒産時の実務対応/Q34 リース取引と別除権協定

第5章 リース事業に関する許認可・業務規制等
Q35 リース事業に必要な許認可/Q36 金融商品取引業の登録/Q37 銀行法上の規制1/Q38 銀行法上の規制2/Q39 保険業法上の規制

第6章 リース事業に関する行為規制
Q40 リース事業に関する行為規制/Q41 マネー・ローンダリング、テロ資金供与対策/Q42 金融商品取引法上の行為規制/Q43 リース物件に関する法規制/Q44 ケープタウン条約/Q45 リース物件の廃棄に関する規制/Q46 リース物件の返還・廃棄と情報保護

第7章 自主規制・ガイドライン等
Q47 ファイナンス・リース事業者におけるマネロン・テロ資金供与ガイドライン/Q48 中小企業向けのリース契約に関する経営者保証ガイドライン/Q49 自然災害発生時におけるリース会社のユーザー対応等に関するガイドライン/Q50 小口リース取引に関する自主規制

巻末資料
資料1 リース契約書(参考)
資料2 ファイナンス・リース事業者におけるマネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン
資料3 中小企業向けのリース取引に関する経営者保証ガイドライン
資料4 自然災害発生時におけるリース会社のユーザー対応等に関するガイドライン
資料5 小口リース取引に係る自主規制規則