金融規制の原則

金融規制の原則

定価:8,000円+税

編・著者名:ジョン・アーマー/ダン・オーレイ/ポール・デイヴィス/ルカ・エンリケス他[著] 大久保 良夫/高原 洋太郎[監訳]

発行日:2020年09月04日

判型・体裁・ページ数:A5・並・1048ページ

ISBNコード:978-4-322-13528-2

書籍紹介

リーマンショック後に行われた国際的な金融規制改革の原理を解明
オックスフォード大学教授陣の英知を結集した大著“Principles of Financial Regulation”、待望の日本語訳!

 本書は、リーマン・ブラザーズ社の破綻等に象徴される世界的な金融危機の経験をふまえて、バーゼルⅢ、ドッド・フランク法、EUの銀行同盟、プロダクト・ガバナンス、マクロプルーデンスの監督手法など、米英欧の近年の金融規制の大きな動きを、法学・経済学・行動科学といった各分野別の諸研究をふまえた総合的なアプローチに基づいて分析している。
 金融規制の分析にあたっては、銀行・証券・保険・資産運用といった既存の枠組みにとらわれることなく、金融の「機能」に注目し、金融規制の目的、効果、限界、副作用について平易に規制の本質を説く。
 金融危機以降に大きく変遷してきた米英欧の金融規制に対する考え方を本書を通じて展望すれば、 将来のグローバルな金融システムのゆくえを考えるうえでも、また、日本の金融制度の課題を考察するうえでも、多くの示唆を得ることになるであろう。

金融関係者、研究者、学生、規制当局をはじめ金融規制に関心をもつ人必読の一冊!

主要目次

PART A  基  礎
第1章 序  論
第2章 金融システム
第3章 金融規制の目的と戦略
第4章 金融規制の限界
PART B  金融市場
第5章 金融市場の理論
第6章 情報仲介者
第7章 市場構造
第8章 発行体の開示規制
第9章 取引と市場の規律
PART C  消費者と金融システム
第10章 個人の金融活動に関連する規制
第11章 金融アドバイス
第12章 金融商品
PART D  銀  行
第13章 銀行業の理論
第14章 自己資本規制
第15章 流動性規制
第16章 銀行の破綻処理
第17章 銀行のガバナンス
第18章 決済システム
第19章 マクロプルーデンスの手法
PART E  市場と銀行
第20章 市場ベースの信用仲介
        シャドウ・バンクとシステミック・リスク
第21章 マーケット・メイキング
第22章 資産運用業者と金融システムの安定
第23章 業務構造の規制
PART F  組織の組合せ
第24章 原則から実践へ
第25章 金融規制の政治経済学
第26章 金融規制の監督と執行
第27章 規制の体制:何が問題か?
第28章 規制当局間の国際的な協調
第29章 結論
        明日の金融システムを今日デザインする