連結経営実現のためのキャッシュ・マネジメント・システム

連結経営実現のためのキャッシュ・マネジメント・システム

定価:2,500円+税

編・著者名:福嶋 幸太郎[著]

発行日:2018年12月13日

判型・体裁・ページ数:A5判・並製・228ページ

ISBNコード:978-4-322-13422-3

書籍紹介

真のグローバルCMSを目指して

グループ経営、グローバル展開を行う企業の資金管理効率化、ガバナンスの高度化を実現するキャッシュ・マネジメント・システム(CMS)の仕組みを詳説。 CMSの開発・運用に携わってきた著者が、企業財務責任者へのインタビュー調査を通じて得た14社の導入事例を基に、運用課題を解き明かす。

CMSの主要機能であるキャッシュ・プーリング(グループ内のインハウスバンクと参加会社における独自の相互貸借機能)、ネッティング(グループ内での債権債務の相殺)、CMS支払代行および回収代行、海外グループ会社も含めたグローバルCMS(GCMS)について、それぞれのメカニズムと運用のポイント、法的課題がこの一冊で理解できる。

主要目次

第1章 キャッシュ・マネジメント・システム(CMS)とは何か
第1節 本書の目的/第2節 本書の構成と概要
第2章 CMS・GCMSの運用実態調査
第1節 CMS・GCMSの機能概要/第2節 調査方法/第3節 インタビュー調査の発見事項
第3章 キャッシュ・プーリングの経済的効果と運用課題
第1節 キャッシュ・プーリングの本質/第2節 キャッシュ・プーリングの経済的効果/第3節 オートマティック・キャッシュ・フローへの対応/第4節 出資法および貸金業法の論点と解釈/第5節 その他の法的論点と解釈
第4章 長期CMSの運用課題
第5章 ネッティングのメカニズムと運用課題
第1節 ネッティングの本質/第2節 第一法債権債務差額の相殺/第3節 第二法貸借勘定付替えによる債権債務の相殺/第4節 第三法CMS口座統制による債権債務の相殺/第5節 ネッティング各手法の長所と短所
第6章 CMS支払代行とCMS回収代行のメカニズムと運用課題
第1節 CMS支払代行の本質/第2節 CMS回収代行の本質/第3節 CMS支払代行・CMS回収代行の経済的効果と運用課題
第7章 GCMSの運用課題
第1節 GCMSの本質/第2節 外国為替法の変遷/第3節 アクチュアル・プーリングとノーショナル・プーリング/第4節 GCMSの運用課題と対応

著者略歴

福嶋 幸太郎(ふくしま こうたろう)
1959年大阪市生まれ、1983年大阪市立大学商学部卒業、大阪ガス㈱入社、1999年同志社大学大学院商学研究科博士前期課程修了、2001年同志社大学大学院法学研究科博士前期課程修了、2007年大阪ガス㈱経営企画本部財務部連結管理チームマネジャー、2010年大阪ガス㈱経営企画本部経理業務部長、2014年大阪ガスファイナンス㈱代表取締役社長(現任)、2017年滋賀大学経済学部客員研究員(現任)、2018年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、京都大学博士(経済学)