後見預金

後見預金

定価:1,500円+税

編・著者名:尾川 宏豪[著]

発行日:2018年07月11日

判型・体裁・ページ数:四六判・並製・168ページ

ISBNコード:978-4-322-13279-3

書籍紹介

後見制度支援信託にかわる新たな財産保全の仕組み誕生!

手続の透明化により後見人の善管注意義務も万全
後見預金の仕組みから導入の進め方まで網羅的に詳解
金融機関の新たな柱となる後見ビジネスへの取組みに向けたヒントが満載

金融機関職員、弁護士・司法書士など必携のポケットブック!

主要目次

第1章 後見預金の登場背景
第1節 成年後見制度の現状
第2節 後見制度支援信託の積極的な活用
第3節 後見制度支援信託の問題
第4節 後見預金の意義
第2章 後見預金のスキーム
第1節 後見預金に求められる機能
第2節 後見制度支援信託との違い
第3節 後見預金の要件とスキームの考え方
第4節 家裁指示書方式
第5節 連名手続方式
第6節 ICTの活用
第7節 サービス開始に向けたタスク
第3章 後見預金導入の進め方
第1節 家庭裁判所との連絡・相談における基本的な流れ
第2節 複数の都道府県に店舗がある場合
第3節 取組方針とマーケティング
第4節 金融機関の取組状況
第4章 成年後見制度全般への拡張
第1節 成年後見制度全般への拡張の意義
第2節 保佐類型拡張時の検討課題
第3節 補助類型拡張時の検討課題
第4節 任意後見拡張時の検討課題
第5章 今後のサービス展開と将来の展望
第1節 機能・サービス拡張の方向性
第2節 金融機関が取り組む財産管理保全サービス
第3節 後見開始前のサービスとの連携
第4節 後見制度支援信託のポテンシャル
第5節 後見事務の高度化と金融機関の役割
第6節 福祉×金融による成年後見事業の推進
資料編
(1) 後見支援預金参考書式(静岡家庭裁判所)
(2) 後見制度支援信託参考書式(静岡家庭裁判所)

著者略歴

尾川 宏豪(おがわ ひろひで)
野村総合研究所金融イノベーション研究部上級研究員
1988年、慶應義塾大学法学部法律学科卒業。同年東洋信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)入社。個人営業・中小企業金融の経験を経て、2006年より野村総合研究所にて勤務、2014年10月より現職。6年前から、銀行窓販における販売勧誘ルールの実態調査をきっかけに、認知症高齢者に対する金融機関のかかわり方や提供サービスについての調査研究に従事。現在、高齢者の繍活を起点とする「現代版隠居」の仕組みづくりや、自治体・社会福祉協議会や金融機関に対し、福祉×金融による成年後見事業の取組みを支援するなかで、後見預金や、寄付・遺贈付商品・サービスを使ったエリアクラウド・地域後見サポート基金の取組みを推進中。
日本成年後見法学会会員。
[主な著書]
『日常生活支援から始まる成年後見事業』(共著、金融財政事情研究会、2016年)、『法人後見のてびき』(共著、日本加除出版、2017年) ほか