定価:2,750円(税込)
編・著者名:神田 秀樹・太田 洋子・阿久澤 利直[著]
発行日:2019年11月13日
判型・体裁・ページ数:A5判・並製・232ページ
ISBNコード:978-4-322-13278-6
企業価値とオプションの評価に関する理論と実際を、豊富な事例をもとに解説
野村證券 金融工学研究センターの研究員と法学者のコラボレーションで、既存の実務に新たな光を当てる!
第1章 企業価値評価
第2章 オプション評価の概念レイヤーとロジック
第3章 会社法における企業価値の算定・新株予約権の価値の算定
神田 秀樹
学習院大学大学院法務研究科教授、東京大学名誉教授。
東京大学法学部卒業。1993年から東京大学大学院法学政治学研究科教授。2016年に東京大学を退職。専攻は、商法、金融法、証券法。主著として、『会社法(第21版)』(弘文堂、2019年)、『会社法入門(新版)』(岩波新書、2015年)、『金融商品取引法概説(第2版)』(共編著、有斐閣、2017年)、『The Anatomy of Corporate Law(3rd ed.)』(共著)(Oxford University Press, 2017)など。
太田 洋子
野村證券株式会社金融工学研究センター長兼クオンツ・ソリューション・リサーチ部長、マネージング・ディレクター。
慶應義塾大学経済学部卒業後、野村総合研究所(NRI)入社。アジア株価指数開発、機関投資家向け株式運用コンサルティングを経て、1998年より現職。日本企業が抱える様々な課題に対して金融工学をベースとしたソリューションの提供およびコンサルティング活動に従事。2015年より金融工学研究センター長として、人工知能を活用したビッグデータ解析など先端R&D推進を担当。
共著に『株式運用と投資戦略』(きんざい)、『企業価値向上の財務戦略』(ダイヤモンド社、不動産協会優秀著作奨励賞受賞)、『企業価値向上の事業投資戦略』(ダイヤモンド社、第5回M&Aフォーラム正賞受賞)など。日本価値創造ERM学会副会長。
阿久澤 利直
野村證券株式会社クオンツ・ソリューション・リサーチ部マネージング・ディレクター。
東京大学教養学部教養学科卒業、東京大学大学院理学系研究科(物理学専攻)博士課程修了。博士(理学)。理化学研究所を経て、2002年野村證券入社。転換社債の社内公式評価モデルをスクラッチから構築するなどのデリバティブ・クオンツ業務に従事した後、現在は新しい調達手法の開発支援、定量面からのM&A支援、事業会社、金融機関に対する財務コンサルティングなどを、デリバティブに加えてコーポレート・ファイナンス、データ解析の専門知識も活用して、行っている。
共著に『最新金融工学に学ぶ資産運用戦略』(東洋経済新報社)、『臨時別冊・数理科学 独立成分分析~多変量データ解析の新しい方法~』(サイエンス社)。