日本株市場-相場を動かす情報とは何か

Japanese Equities
Information that moves the market

日本株市場-相場を動かす情報とは何か

定価:2,200円(税込)

編・著者名:内藤 三千郎[著]

発行日:2018年06月12日

判型・体裁・ページ数:四六・並・256ページ

ISBNコード:978-4-322-13275-5

書籍紹介

歴史的考察と検証によって経済指標・事件をノイズと「情報」にふるいわける!

◆資産取引は、それが株であろうが不動産であろうが、底値で買って高値で売るのが基本である。日本株市場が資産売買の場として優れている理由は、そのタイミングが比較的わかりやすいという点に尽きる。
◆外資系デリバティブ・ストラテジストが市場に溢れる膨大なノイズを廃し、相場を動かす情報とは何かを解き明かす。株式投資のプロ、アマを問わない必読の書。

主要目次

第1章 マクロ指標
OECD CLI/OECD CLIの予備知識/景気ウォッチャーDI/ISMPMI/季節性
第2章 政策の影響
アベノミクス/日銀と黒田バズーカ/第2次アベノミクス相場/GPIF/コーポレート・ガバナンス/日銀のETF買い/マイナス金利政策/消費増税の影響/FED/為替と日本株市場/アメリカ大統領選挙
第3章 派生的トピック
ボラティリティ/ヒストリカルとインプライド/先物の影響/インデックス運用の影響/仕組債の影響/転換社債の影響/インバースETFとレバレッジETF/プット、コール・レシオ/VIX指数
第4章 相場の頂点とどん底
指針としてのボラティリティ/指針としての経済と政策/バリュエーションとテクニカル指標
第5章 市場を動かすその他の要因
外国人投資家/ファクター分析/セクター・ローテーション/自社株買い/配当/株式分割とアクセシビリティ/天変地異

〈著者略歴〉

内藤 三千郎(ないとう みちろう)
中央大学付属小金井高校卒。テキサス大学オースティン校物理学部卒業後、同大学大学院にて理論原子核物理の博士課程修了。1994年よりBZW日本証券でデリバティブ・ストラテジスト、1998年よりメリルリンチ日本証券にて転換社債アナリストを歴任。2000年よりテキサス州教員退職年金で日本株アナリスト、2004年よりJPモルガン証券にて株式デリバティブ・ストラテジストを務める。