銀行経営変革-経営計画達成に導く「数値検証による統制能力評価」

銀行経営変革-経営計画達成に導く「数値検証による統制能力評価」

定価:5,500円+税

編・著者名:浜田 陽二[著]

発行日:2018年05月16日

判型・体裁・ページ数:A5判・並製・472ページ

ISBNコード:978-4-322-13259-5

書籍紹介

経営計画に近い実績値を計上するためにはどうすればよいのか、全地域銀行の中期経営計画と実際の業績(注)を精緻に分析し課題を抽出

●各行は「金融仲介機能のベンチマーク」のどの項目を選択しているのか、その選択は経営戦略と整合的なのか、顧客本位の業務運営につながっているのか、全行の数値を横並びで比較して徹底分析
●金融機関の企業価値向上と、人口減少・マイナス金利の時代に避けて通れない収益・リスク管理の高度化を実現する手法を具体的に導き出す

前書『リスクアペタイト・フレームワーク』の進化した姿がここに

(注) 持株会社13社、地方銀行64行、第二地方銀行41行の中期経営計画(2017年9月末時点で設定・開示されている指標)、2017年3月期決算

主要目次

第1部 経営管理の課題認識と数値検証の必要性
第1章 自己分析・自己評価の重要性
 第1節 業績開示の目的
 第2節 金融仲介機能のベンチマーク
 第3節 公表データと未公表データ
 第4節 データガバナンスの現状
第2章 第三者目線による評価と対応
 第1節 一般的な金融機関分析と評価
 第2節 上場会社表彰制度
 第3節 投資家目線での重要指標
 第4節 第三者目線として求められるもの
第3章 経営戦略策定での課題
 第1節 規制強化とリスク管理高度化
 第2節 収益管理との融合
 第3節 中期経営計画の位置づけ
 第4節 中期経営計画における重要な経営指標
 第5節 業務計画策定プロセス上の課題
第2部 各業務運営に関する数値検証
第4章 貸出・預金業務
 第1節 金融仲介機能のベンチマークと有効性
 第2節 営業能力の把握と検証
 第3節 P/Lの観点による預金・貸出評価(収益力評価)
 第4節 預金・貸出に関する留意事項
第5章 市場関連業務
 第1節 その他有価証券運用に関する課題
 第2節 運用能力評価に関する検証
 第3節 運用能力向上のための分析例
 第4節 シナリオに基づいたオペレーションの実践
第6章 ALM運営・流動性リスク管理関連業務
 第1節 ポートフォリオ構築に向けた課題
 第2節 外貨ALMと外貨流動性強化に関する課題
 第3節 長短ギャップ運営と金利感応度
 第4節 資金コストと資本コスト
 第5節 証券会社のALMと財務分析
第7章 その他指標の比較と総合評価
 第1節 各業務における分析結果の集計
 第2節 総合評価
 第3節 経営戦略とリスクアペタイト選定方法の検討
第3部 仮想銀行によるシミュレーシヨン結果と具体的な経営戦略
第8章 仮想銀行における経営戦略の策定
 第1節 経営戦略策定準備
 第2節 仮想銀行による経営戦略策定
 第3節 リスクアペタイトの選定とオペレーション戦略
 第4節 リスクカルチャーの重要性
第9章 開示に関する課題認識と今後の対応
 第1節 決算開示状況に関する集計結果
 第2節 重要な経営指標に関する開示上の整合性
 第3節 重要な経営指標と内部管理指標の整合性
 第4節 経営者に関する開示
第10章 ガバナンス高度化に向けた応用と可能性
 第1節 ガバナンス能力に関する補足
 第2節 包括利益統制と管理会計制度見直し
 第3節 レピュテーショナルリスク管理への応用
 第4節 海外業務展開時に必要な対応
 第5節 経営統合・経営分離

著者略歴

浜田 陽二 (はまだ ようじ)
アビームコンサルティング株式会社、金融・社会インフラビジネスユニット、シニアエキスパート 慶應義塾大学商学部卒業後、1989年4月株式会社日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)入行。融資部門、市場部門、金融法人部門等を歴任し、銀行勘定と特定取引勘定での運用や、資本調達交渉を含めた資産・負債・資本すべてに関する業務を経験。2006年11月にみずほ証券株式会社入社、財務企画部門にて調達業務や規制対策等を経験し、2014年2月アビームコンサルティング株式会社入社。
著書に『バーゼルⅢ流動性規制が変えるリスク管理』『リスクアペタイト・フレームワーク―銀行の業務計画精緻化アプローチ』(ともに金融財政事情研究会)。