中小企業M&Aにおける財務デューデリジェンスのすべて

中小企業M&Aにおける財務デューデリジェンスのすべて

定価:2,000円+税

編・著者名:久米 雅彦 著

発行日:2018年07月27日

判型・体裁・ページ数:A5判・並製・224ページ

ISBNコード:978-4-322-13246-5

書籍紹介

ちまたにあふれる誤解を正す!
第一人者が提言する、中小企業M&Aにおける財務デューデリジェンスの決定版

◆財務デューデリジェンスを専門とし、日本有数の実績を誇る青山トラスト会計社が豊富な事例をもとに中小企業M&Aにおいて財務デューデリジェンスが果たす役割、プロセス、そこで実際に行われる作業、実施者が陥りがちな誤りを徹底解説。
◆中小企業に対する財務デューデリジェンスのあるべき姿については、いまだに標準といえるようなものが確立していない。このため、財務デューデリジェンスが財務諸表監査や税務調査の延長線上でとらえられ、その担い手も会計監査や税務との兼業であるために、不適切な対応が行われ、ディールブレイクにつながりかねない事例が後を絶たない。
◆一方で、近年のオーナー企業における相続・事業承継の必要性から、事業承継型M&Aは増加の一途をたどっている。中小企業の特徴をふまえ、時間と手続の厳しい制約のなかで、ターゲット企業の財務上のリスクを網羅的にあぶりだすという財務デューデリジェンスの目的を円滑に達成するためにはどうすればいいのか。本書はそのためのノウハウを余すところなく伝えている。

主要目次

第1章 財務デューデリジェンスとは
第1節 デューデリジェンスの歴史
第2節 デューデリジェンスと財務デューデリジェンス
第3節 財務デューデリジェンスの現状
第4節 財務デューデリジェンスの本質
第5節 財務デューデリジェンスと財務諸表監査・税務調査
第6節 財務デューデリジェンスの実施者に求められる能力
第2章 中小企業M&Aにおける財務デューデリジェンス
第1節 中小企業と事業承継問題
第2節 中小企業と事業承継型M&A
第3節 中小企業の決算書と財務デューデリジェンス
第4節 法人税法と会社法に基づく決算書
第5節 法人税法と会社法に基づく決算書の違いの理論的背景
第6節 中小企業M&Aにおいて財務デューデリジェンスの実施者に求められる能力
第7節 中小企業の決算書がゆがめられるパターンを考える
第3章 中小企業M&Aにおける財務デューデリジェンスの実務
第1節 中小企業M&Aの流れと財務デューデリジェンス
第2節 財務デューデリジェンスの位置づけとその有効性
第3節 中小企業に対する財務デューデリジェンスの実務
第4節 財務デューデリジェンスを有効に行うための視点
第4章 中小企業M&Aにおける財務デューデリジェンスの成功の秘訣
第1節 財務デューデリジェンスに対する基本的姿勢を考える
第2節 財務デューデリジェンスの実施体制を考える
第3節 財務デューデリジェンスの現場作業を考える
第4節 報告会のあり方と現実的な対応を考える
第5節 財務デューデリジェンス後に実施する事項を考える
第5章 財務デューデリジェンスとPMI
第6章 財務デューデリジェンスの事例
[事例1] 上場企業が友好的に中小企業を買収した財務デューデリジェンスの事例
[事例2] 廃業を準備しており、迅速性が求められた財務デューデリジェンス
[事例3] 銀行対策のために決算書を粉飾していた中小企業に対する財務デューデリジェンス

著者略歴

〈著者略歴〉
久米 雅彦(くめ まさひこ)
㈱青山トラスト会計社 代表パートナー/公認会計士
センチュリー監査法人(現・新日本有限責任監査法人)、㈱AGSコンサルティングを経て、久米公認会計士事務所を開設。2006年に㈱青山トラスト会計社を設立、代表パートナーに就任。2001年よりM&Aや事業再生業務に携わり、1兆円規模の事業再編・企業買収・上場企業の民事再生から中小企業の事業承継型M&Aまで、現在までに1,000件を超えるサポート実績を残している。

〈青山トラスト会計社の紹介〉
株式会社青山トラスト会計社
“次世代に事業を繋ぐ”をコンセプトにM&A・事業再生・事業承継など、高度な財務会計分野に特化したアカウンティング・ファーム。特に財務デューデリジェンスの分野を中心に2006年の創業以来取扱件数を伸ばし、2017年12月までの累計で500件を超える実績を残している。上場企業や地域の有力企業、金融機関等からの信頼は厚く、北海道から九州、沖縄まで全国各地でさまざまな規模や業種のデューデリジェンスを行い事業承継型M&Aの成功に貢献している。
(HP:www.aotru.jp メール:info@aotru.jp)