新債権法が重要判例に与える影響

新債権法が重要判例に与える影響

定価:2,800円+税

編・著者名:松尾 博憲・山野目 章夫[著]

発行日:2018年06月12日

判型・体裁・ページ数:A5・上製・208ページ

ISBNコード:978-4-322-13245-8

書籍紹介

現行法の下での重要判例は、新債権法において、どう位置づけられるのか

  • 民法改正の論点ごとに重要判例・裁判例の検討を行い、新債権法の実務上の影響を明らかにする、法曹必読の書
  • 法制審議会民法(債権関係)部会の幹事および事務当局の一員として立案過程に関与した執筆者二人による、珠玉の論文集

主要目次

  1. 意思無能力無効
    [大判明治38年5月11日民録11輯706頁]
  2. 錯誤法と債務不履行法との交錯
    [大判大正6年2月24日民録23輯284頁]
  3. 代理人の行為能力
    [最判平成18年7月14日判時1946号45頁]
  4. 消滅時効の主観的起算点―債権者が個人の場合
    [札幌高判平成26年9月25日判時2245号31頁]
  5. 消滅時効の主観的起算点―債権者が法人の場合
    [福岡高判昭和62年12月10日判時1278号88頁]
  6. 時効障害―仮差押え
    [最判平成10年11月24日民集52巻8号1737頁]
  7. 時効障害―催告
    [最判平成25年6月6日民集67巻5号1208頁]
  8. 逸失利益の中間利息控除
    [最判平成17年6月14日民集59巻5号983頁]
  9. 履行補助者
    [最判平成7年6月9日民集49巻6号1499頁]
  10. 債権者代位権
    [大判昭和14年5月16日民集18巻557頁]
  11. 転用型の債権者代位権
    [大判明治43年7月6日民録16輯537頁]
  12. 詐害行為取消権の相対効
    [最判平成13年11月16日金法1670号63頁]
  13. 根保証
    [最判平成24年12月14日民集66巻12号3559頁]
  14. 債権譲渡(譲渡制限特約)
    [最判平成9年6月5日民集51巻5号2053頁(設例①)]
    [最判平成21年3月27日民集63巻3号449頁(設例②)]
  15. 異議をとどめない承諾
    [最判平成27年6月1日民集69巻4号672頁]
    [最判昭和42年10月27日民集21巻8号2161頁]
    [最判平成9年11月11日民集51巻10号4077頁]
  16. 併存的債務引受の効果(連帯債務)
    [最判昭和41年12月20日民集20巻10号2139頁]
  17. 弁済(担保保存義務免除特約)
    [最判平成7年6月23日民集49巻6号1737頁]
  18. 相  殺
    [最判平成25年2月28日民集67巻2号343頁(設例①)]
    [最判昭和56年7月2日民集35巻5号881頁(設例②)]
  19. 約款の拘束力
    [大判大正4年12月24日民録21輯2182頁]
  20. 履行拒絶の効果
    [大判大正15年11月25日民集5巻763頁]
  21. 特定物の売買
    [最判平成22年6月1日民集64巻4号953頁]
  22. 種類物の売買
    [最判昭和36年12月15日民集15巻11号2852頁]
  23. 売買と品質保証
    [大判昭和8年1月14日民集12巻71号]
  24. 消費貸借
    [最判昭和33年6月6日民集12巻9号1373頁]
  25. 使用貸借
    [最判昭和42年11月24日民集21巻9号2460頁]
  26. 賃貸人である地位の留保
    [最判平成11年3月25日判時1674号61頁]
  27. 賃貸借と原状回復義務
    [最判平成17年12月16日判時1921号61頁]
  28. 雇用と危険負担
    [最判昭和62年4月2日判時1244号126頁]
  29. 請負報酬債権と瑕疵担保責任に基づく損害賠償請求権との相殺
    [最判平成9年2月14日民集51巻2号337頁]
    [最判平成9年7月15日民集51巻6号2581頁]
  30. 委  任
    [最判昭和56年1月19日民集35巻1号1頁]

〈著者紹介〉

松尾 博憲 (まつお ひろのり)
長島・大野・常松法律事務所、弁護士。
2004年東京大学法学部卒業、2005年弁護士登録(第一東京弁護士会)。2009~2015年法務省民事局付(民法改正法の立案を担当)、2016~2018年法務省民事局調査員。

山野目 章夫 (やまのめ あきお)
早稲田大学大学院法務研究科教授。
1958年生まれ。1981年に東北大学法学部を卒業し、同学部助手などを経て、2000年に早稲田大学法学部教授。2004年4月より現職。エクス・マルセイユ第三大学客員教授(2003年3月、2006年3月)。