図説 損害保険ビジネス【第3版】

図説 損害保険ビジネス【第3版】

定価:2,000円+税

編・著者名:株式会社トムソンネット[編]/鈴木 治・岩本 堯・小島 修矢・川上 洋[著]

発行日:2018年05月25日

判型・体裁・ページ数:A5・並・244ページ

ISBNコード:978-4-322-13234-2

書籍紹介

戦後最大の危機に立ち向かう損保ビジネスのすべてを解き明かす

◆自動車保険・家計保険に支えられてきたわが国の損害保険ビジネスはいま、いくつもの試練に直面しようとしている。
  ・国内市場の人口減少・多死化
  ・頻発する巨大自然災害・サイバー攻撃
  ・自動運転自動車の普及で予想される自動車保険市場の縮小
…… etc
◆変容するリスクを正しく認識し、ピンチをチャンスにかえて経済社会に貢献し続けるために、損保業界は何を目指していくべきか。
◆累計1万部超のロングセラー『図説 損害保険ビジネス』の第3版は、損保業界に地殻変動期突入を警告し、ここで生き残るために、新種保険を中心とした新成長戦略と、それを支えるインフラ整備・人材育成、代理店の大型化・プロフェッショナル化等を大胆に提言する。

主要目次

第1章 損害保険とは何か
損害保険の特質と役割/損保決算の最新動向/グローバルに展開する損保ビジネス/海外ビジネスの変遷/3メガ損保の海外戦略/経営指標からみたわが国損保の特徴と課題
第2章 損保国内市場の現状と今後の課題
損害保険商品の収入構成とその特徴/主要商品の損害率動向が経営に及ぼす影響/火災保険市場の課題/自動車保険市場の課題/新種保険市場の課題/新しい損保ビジネス時代の到来に向けて
第3章 損保ビジネスの基本
生保と損保の領域/損害保険はリスクマネジメント(R/M)/新商品開発の流れ/損保商品の開発傾向/保険の原理/保険料と保険金額/損保商品の流通ビジネスの仕組み/損害調査と損害支払、広域巨大災害対応/損保ビジネス安定化の仕組み
第4章 損害保険の起源と日本における発達―今に生きる先人の知恵―
損害保険の起源/火災保険の誕生/明治時代 福沢諭吉が“輸入”した損害保険/大正時代 火災保険協会の発足と関東大震災の発生/戦時統制下の損害保険/敗戦:経営悪化と戦後パラダイムの確立
第5章 自由化突入から20年間の軌跡(1996~2016年)
自由化突入から20年間の軌跡/商品・料率の自由化と損保ビジネス/「代理店制度の自由化」と損保ビジネス/自動車保険通販ビジネスの検証/損保による生保参入の結果と今後の課題/少額短期保険業の誕生とその課題/リスクの隙間をつく少額短期保険例/保険金不払い問題の反省
第6章 損害保険の業務とシステム
損害保険会社の業務/損害保険の業務を支えるシステムの全体像/損保ビジネスの会計データフロー/営業店(課支社)業務の全体像/営業社員の役割/代理店Webシステム/損害調査業務 自動車保険/同 火災保険/大規模広域災害時の損害調査/情報システムの抱える課題とリスク
第7章 損害保険商品
損保商品のリスク別分類/損保商品のマーケット別分類/自動車保険の特徴と課題/自賠責保険/火災保険の特徴と課題/地震保険(家計分野)/第三分野商品/企業のR/Mと損害保険商品/企業向け主要損害保険商品/保険デリバティブ/今後の商品開発の方向性
第8章 損害保険の募集と保険代理店
保険代理店の役割と業務/わが国保険代理店の特徴/保険ブローカー(保険仲立人)制度の現状/専業代理店と副業代理店の実態/専業プロ代理店劣勢の歴史的背景/自由化の進展と独立代理店の新興/先進的独立代理店――㈱バリュー・エージェント、㈱ヒューマン&アソシエイツ/保険業法改正と「代理店経営」の方向性/販売網のさらなる構造改革の推進
第9章 デジタル革命の進展と今後の損保ビジネス
デジタル革命とは何か/完全自動運転車時代の損保ビジネス/完全自動運転車が起こした事故の責任/農業リスクと新しい政府管掌農業保険制度/最先端技術による農業の6次産業化/農業6次産業化のリスクと損害保険/宇宙ビジネスの展望/宇宙ビジネスに伴うリスクと保険/革新的中堅・中小企業の台頭とR/M/損保ビジネス発展に向けたデジタル技術活用
第10章 損保経営のガバナンスとERM
損害保険会社の統合的リスク管理/ERM経営とは/3層構造の国際的保険監督規制/損保ERM経営の現状と課題/顧客本位の業務運営