アパートローンのリスク管理

アパートローンのリスク管理

定価:2,530円(税込)

編・著者名:小野 兵太郎・香月 裕爾・野口 咲也[編著]

発行日:2017年09月07日

判型・体裁・ページ数:A5・並・216ページ

ISBNコード:978-4-322-13202-1

書籍紹介

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供給過剰アパートに対する貸出管理の処方箋!

■賃料以外の所得からの補てんを前提にした収益計画の問題点、当局が注意喚起するアパートローンの留意点などを解説。
■ライフステージ別アパート需要を分析・整理。
■2017年6月改正民法による敷金の規定や賃借人の原状回復義務など物件・資金のモニタリングの重要事項も網羅。

地域金融機関の渉外・融資・審査担当者必読の書!

主要目次

第1章 アパートローンの特性と留意点
1 借入動機とオーナーの特性
2 アパート事業を取り巻く人口・経済的環境からみた留意点
3 アパート事業の特性と計画から融資償還までの留意点
4 金融行政が指摘するアパートローンの留意点
5 顧客本位の業務運営に関する原則とアパートローン問題
第2章 アパートの取得とその後の物件・資金管理
1 アパート取得時における留意点
2 いわゆる「サブリース方式」の実状と留意点
3 収支シミュレーションの作成・妥当性の検証
4 収入や支出面での推移に関する留意点
5 大規模修繕、リニューアルの重要性と必要資金の確保
6 物件管理・入居者管理におけるポイント
第3章 アパートの担保評価における留意点
1 担保評価の必要性と留意点
2 貸出実行時と期中管理、それぞれの担保評価
3 不動産の評価手法と実際に行われている担保評価
4 金融機関における担保評価の現状
5 貸出時(入口)における担保評価の留意点
6 モニタリングにあわせて行われる期中における担保評価
7 担保評価の例示と取組み方
参考資料 アパートローンの担保をみるうえで必要となる知識
1 敷地についての注意事項
2 建物についての注意事項

著者略歴

小野兵太郎(おの ひょうたろう)
昭和43年生まれ。福岡県福岡市出身。不動産鑑定士。福岡県立福岡高等学校、早稲田大学法学部卒。日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)入行後、審査部鑑定室、債権流動化室において鑑定評価業務、担保評価業務に従事、平成11年に同行退職。

香月 裕爾(かつき ゆうじ)
小沢・秋山法律事務所・弁護士。昭和62年司法試験合格、平成2年弁護士登録。

野口 咲也(のぐち さくや)
不動産鑑定士。早稲田大学政治経済学部卒。昭和52年日本不動産銀行(日本債券信用銀行を経て現あおぞら銀行)入行、公共法人部長、信用リスク管理部鑑定部長等を経て、平成19年退社。現在は株式会社三友システムアプレイザル取締役専務執行役員(株式会社九段経済研究所取締役兼務)。