信用保証協会保証付融資の債権管理

信用保証協会保証付融資の債権管理

定価:2,130円+税

編・著者名:両部 美勝[著] 中務 嗣治郎[監修]

発行日:2017年07月18日

判型・体裁・ページ数:A5・並・208ページ

ISBNコード:978-4-322-13098-0

書籍紹介

「協会保証があるから安心」は大間違い! 法人融資の現場で活躍する金融機関職員にとって必読の書!

◆金融機関は信用保証協会の保証付融資について、プロパー融資と同様の管理・回収努力を尽くす義務があります。また、旧債振替禁止など協会保証付融資独特のルールがあり、各地の信用保証協会固有の手続もあります。金融機関がこうしたルールを正確に認識していない場合、信用保証協会から保証免責を主張されて代位弁済を受けられなくなるおそれがあります。

◆本書では、金融機関の職員が協会保証付融資の管理・回収の際に誤りやすいポイントをQ&A形式で解説し、事例研究を通じて応用力の涵養を図ります。また、実務に役立つ書式例を数多く紹介しています。中小企業融資推進の有力なツールである協会保証を正しく活用するために、本書に盛り込まれた程度の知識を身につけることは必要不可欠です。

主要目次

第1章 中小・零細事業者との金融取引と信用保証協会保証制度
第2章 信用保証協会の保証制度を利用するための基礎知識
信用保証書
延滞発生時の融資取組み
法人成り
特殊な担保
返済条件の変更申出
弁済の延滞
事故報告書
期限の利益の喪失
相続放棄
預金との相殺
代位弁済請求
保証免責の種類
旧債振替
保証契約違反
資金使途違反
保証条件担保の未取得
故意または重大な過失による取立不能
要素の錯誤
反社会的勢力との取引排除
融資金詐欺
保証債務履行請求権の存続期間
紹介融資
債権管理上の注意事項
第3章 事例研究
キャッシュフロー分析
旧債振替 資金使途違反
故意または重大な過失による取立不能
担保保存義務違反
保証条件違反
預金相殺充当の優先順位
手形支払義務者の民事再生手続開始と異議申立預託金との相殺
預金相殺充当の範囲
金融業者の債権回収のための融資
反社会的勢力に対する保証付融資
融資金詐欺犯に対する保証付融資

著者略歴

両部 美勝(りょうべ よしかつ)
昭和43年3月 大阪大学卒業
昭和43年4月 三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行
昭和62年2月~平成17年4月 同行法務室、コンプライアンス統括部で金融法務業務に従事。この間、法務室長、同部部長等を歴任
平成17年4月 同行を定年退職
平成17年5月 静岡中央銀行入行、同行取締役コンプライアンス統括部長、常務取締役を経て同行顧問(平成29年6月現在)

監修者略歴

中務 嗣治郎(なかつかさ つぐじろう)
昭和39年、弁護士登録(大阪弁護士会所属)。
大阪弁護士会会長、近畿弁護士会連合会理事長、日本弁護士連合会副会長、株式会社T&Dホールディングス社外取締役ほか事業会社の社外役員、堺市包括外部監査人等歴任。 現在、弁護士法人中央総合法律事務所代表社員会長として信用保証協会、銀行等数多くの金融機関の法律顧問を務める。