文系のためのフィンテック大全

文系のためのフィンテック大全

定価:3,960円(税込)

編・著者名:可児 滋[著]

発行日:2017年07月18日

判型・体裁・ページ数:A5・並製・524ページ

ISBNコード:978-4-322-13077-5

書籍紹介

初学者から知識を再整理したい実務者まで、 幅広く活用できるFinTech事典

●ブロックチェーン、ロボ・アドバイザー、クラウドファンディング、P2Pレンディング、PFMなどの各種サービスの仕組みから、IoT、人工知能とディープラーニング、ビッグデータ、クラウドコンピューティング等の周辺概念まで、言葉は聞いたことがあっても、具体的にそれが何であるかを説明できない約200のキーワードについて、理数系の知識やプログラミングの経験がない読者でもわかりやすいよう平易に解説
●2017年5月に成立した改正銀行法(オープンAPI)への対応、海外で盛んなハッカソン(FinTechのビジネスコンテスト)に秘められたねらい、先を行く英国およびシンガポール当局の規制の意味など、日本人、特に金融機関がFinTechといかに向き合うべきかを考えるためのヒントが満載
●FinTech推進に不可欠なサイバーセキュリティについても詳説。脅威が高まるサイバー攻撃の種類と取りうる対策の概要をこの一冊で理解

主要目次

第1章 FinTechとは?
Ⅰ FinTechとは?
Ⅱ FinTechベンチャーとは?
第2章 FinTechが手掛ける主要な分野は?
Ⅰ 決  済
Ⅱ 送  金
Ⅲ 融資・出資
Ⅳ 営業支援・財務管理
Ⅴ 投資アドバイス・資産管理
Ⅵ 保  険
第3章 FinTechのテクノロジー
Ⅰ ブロックチェーン
Ⅱ 暗号化、ハッシュ関数、メッセージ認証、SSL
Ⅲ 人工知能とディープラーニング
Ⅳ クラウドコンピューティング
Ⅴ ASP、SaaS、PaaS、IaaS、グリッドコンピューティング
Ⅵ ビッグデータ
Ⅶ IoT
Ⅷ ウェアラブルデバイス
第4章 サイバー攻撃とサイバーセキュリティ
Ⅰ FinTechと金融セキュリティ
Ⅱ サイバー攻撃のターゲットと手口
Ⅲ サイバーセキュリティ
Ⅳ 金融機関のサイバーセキュリティ・マネジメント
第5章 金融機関はいかにFinTechに向き合うべきか?
Ⅰ FinTechは破壊者か?
Ⅱ FinTechと規制
Ⅲ 「競争と協調」の実現に向けて
Ⅳ FinTechに対する各国当局の対応