JA債権回収の実務

JA債権回収の実務

定価:2,200円(税込)

編・著者名:官澤里美(著)

発行日:2017年03月30日

判型・体裁・ページ数:A5・並製・188ページ

ISBNコード:978-4-322-13065-2

書籍の説明

書籍紹介

JA債権回収担当者必携!「実務の勘所」を、この1冊で身に付ける!

債権回収の法的基礎から、購買貸越金や出資金・共済金からの回収などJAに特有の論点まで、具体的な設例に基づき丁寧にわかりやすく解説!

●JAの債権回収に30年以上弁護士として関わってきた著者による、JA職員向け講義を待望の書籍化!
●債権回収の一般的な知識から、JA特有の債権に関する回収についても解説。新たに債権回収の担当者となったJA職員にとって、必携の実務書!
●資料として巻末に、「根抵当権設定契約証書」「債務承認および重畳的債務引受契約証書」「債務承認および免責的債務引受契約証書」など、JA債権回収の実務に即した書式を掲載!

 

主要目次

第1章 JAの債権回収の手続の概要
1 債権と財産の調査/2 調査結果に応じた回収方法の概要
第2章 債権回収の基本
1 債権とは/2 強制執行とは/3 債務名義とは/4 回収への対策の基本
第3章 保証人
1 保証人の基礎と用語/2 保証人の抗弁権/3 注意点/4 根保証について
第4章 抵当権
1 抵当権とは/2 根抵当権とは/3 根抵当権の被担保債権の範囲/4 根抵当権の確定
第5章 債権の調査
1 債権の基本事項の調査/2 消滅時効の調査
第6章 財産の調査
1 不動産/2 動産/3 債権/4 JA以外への債務/5 財産開示手続
第7章 財産処分への事後的対策
1 通謀虚偽表示/2 詐害行為取消権(債権者取消権)/3 強制執行妨害罪
第8章 債権回収方法の選択
1 担保が十分な場合/2 担保は不十分だが財産はある場合/3 財産がない場合
第9章 JAにある財産からの回収
1 貯金からの回収/2 出資金からの回収/3 共済金からの回収
第10章 特殊な債権回収方法
1 書替/2 任意売却
第11章 債務者の特殊な事情に対する対策
1 行方不明の場合/2 死亡の場合/3 破産の場合
第12章 弁済を受けたときの注意点
1 弁済の充当/2 弁済による代位

著者紹介

官澤 里美(かんざわ さとみ)
官澤綜合法律事務所所長・弁護士/東北大学法科大学院教授
昭和32年12月 宮城県の農家の長男として出生
昭和58年3月 東京大学法学部卒業
昭和58年10月 司法試験合格
昭和61年4月 弁護士登録
平成4年1月 官澤法律事務所を独立開設
平成16年4月 東北大学法科大学院の教授に就任